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DVDのフレームレートは?

DVDを作成する機会が意外に多く、映像制作をするにあたって覚えたことの記録を残しておこうと思います。

まずはDVDのフレームレートについて。

DVDビデオのフレームレートは「60i」になります。
(使うことは少ないかもしれませんが24pもあります)

ですので、撮影も編集もフレームレートを60iで進めていきたいところですが、60iが撮れるカメラも最近は少ないですし、編集ソフトも対応していない場合があるそうです。

現在は60iの上位互換的なフレームレート「60P」が主流となっています。

というわけで、60Pで撮影・編集していき、最終的に60iに変換するという形がベストかと思います。

(60pと60iの違いは説明が長くなりますので、気になる方はこちらをご覧ください)

少し悩ましいのは、4K で撮影した映像を入れたいときでしょうか。
4K60Pで撮影できるカメラはまだ多くないですし、できたとしてもデータ量が大きいので、PCの負担もあって30Pを選びたいケースも多いと思います。

動きの滑らかさが重要でない場合は30Pで制作してもいいかもしれませんね。

(編集ソフトのオプティカルフローという機能を使って、30Pの素材を60Pにする方法もあります。が、映像の内容によっては上手く補正できないことも・・・)

DaVinci Resolveのオプティカルフロー

映像制作は最終的なゴールを見据えて作業していくので、何で納品するのかを確認してそこに最適なワークフローで進めていきたいところですが、
DVDは古い規格なので今はあまり使われていないフレームレートが設定されていて、
どのフレームレートで撮影・編集していくのが正解なのか少し悩ましい状況となっております。

大は小を兼ねるということで、余裕があれば60pで作業を進めていけばまず間違いないというところでしょうか。


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お手伝いできることがありましたらぜひご用命ください。

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