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WHY DESIGN TOKYO 2019 / 受託Web制作・デザインの価値を変える実践的アプローチ

2019/02/09参加

セッション A1:
フィードバックを大切にするデザインチームのつくり方(Designing a culture of feedback)

孤高の天才クリエイターが主役の時代はもう遠い昔です。複雑化するデザインの課題に直面する現代のデザイナーにとって、優れたデジタル体験を提供するには、コミュニケーションスキルを頼りに、フィードバックやリーダーシップのある環境で作業することが欠かせません。このセッションでは、アドビのリードデザイナーTalin Wadsworthから、Adobe XDチームが、フィードバックの文化とお互いの信頼を築き上げながら、チームとして成長する過程で得た学びを共有します。(逐次通訳: 太田禎一)

Talin Wadsworth (@mrtalin) / Senior UX Design Lead、アドビ

デザインの3か条
・進み具合をだれでも見られるように
・アジャイルのスプリントは2週間、だけど1週間ごとにチェック!
・ステータスの設定(みんなが同じ言葉を使う)
★デザイナーたちが仕事を成功裏に収めるためのサポートをする
★自分自身がチームの規範となる(コミュニケーションとか理念とか)
--そだなー仕組みを作るのがわたしの仕事かもな

・経営層に、実装する機能について説明するプレゼン資料もテンプレ化。
・レビューの曖昧さを回避するために、機能の説明・対象・なんのための機能なのか・どういうコメントをFBしてほしいのか明確化

セッション A2:
クライアントを巻き込んだDesignDoingを実現するデザインチームの思想と実行

新しいサービスのデザインや、既存サービスの方針変更といったプロジェクトをデザインアプローチで実現して行くためのスリーマンセルのデザインチームの思想と役割、さらにそのチームにクライアントをはじめとしたステークホルダーを巻き込んでいくプロセスを、実際の事例を元に紹介いたします。

川田 学 / ストラテジーデザイナー、メンバーズ

人間中心設計スペシャリストをとる
--いいねーやっぱ勉強できる方向が明確なの良い

メンバーズのUXデザイン

(isoにも人間工学のなんとかかんとかっていうのがあるらしい!)
実際のお客様にUXを分かってもらうためにワークショップを開催。KPI回して定性と定量を計って数値で出すことができた。いえい。
社内でまず認めてもらうのが早い!
荒くてもかっこいいの作る。さくっと。プロトタイプ出す。と、喜ばれる!モチベあがる!

準委任契約にする

セッション A3:
全体を見通して流れを設計できるデザイナーになろう。評価されるデザイナーになるための考え方と実践方法。

良いデザインは直感的に人の行動を促すことができます。直感性の高いデザインを実現するには、個別の画面に視点を閉じたりせず、提供する価値の本質を捉えて「全体の流れ」を見通せるようになることが重要です。同時に、依頼主や関係者と目線を揃えることも大切です。
このセッションでは、直感性の高いデザインの実現に重要な、視野や会話力を高めるための実践方法について、プレゼンテータの経験からお話しします。

川崎 沙織 (@kawasagi9) / UX/UIマネージャー兼Director、Fixstars Corporation サービスデザインクエスト

成果を出して、周りを推進できるデザイナーでありたい。→現場で繰り返し失敗しないと学べない
育てた3つの力

A:ユーザーとの接点全体を意識した設計力
ユーザの課題とゴールを理解する
のに加えて、本質をつかむ。

1.ユーザのつもりで実際に使ってみる(競合アプリも)
2.ユーザとの接点全体をロールプレイングしてみる
3.前後の画面と繋げて見てみる

B:すばやいプロトタイピング力
必要最低限をすぐ作る。そして試す。んでとにかく回す。そうするとリスクが減る。
発散を収束させて不要な手戻りを避けられる。

1.制度が荒くても良いのでとりあえず形にする
2.ちょっと隣の人に触ってみてもらう
3.共感とズレを拾い集める(ながく触り続けない)

C:相互理解をうながす会話力

仕事をする上で、多様性があるという前提を持つ
人それぞれ、大切なことはばらばら!
同じものを見ているけれど、同じことが見えているわけではない。
ズレを3軸で捉える。
・専門領域がどこなのか
・役割・責任(目線の位置)
・時間の差分(ここを埋める努力をする)

考えを齟齬なく伝えやすくなる
理解が深まり、共感されるデザインができる
1.どこにどんなズレがあるのか探る
2.自分と相手にズレを感じていることを伝える
3.互いにかけている情報を補完し合う
プロセスを共有し合う

セッション B4:
シナップが社内にUXデザインの考え方を浸透させ、実際に現場で活用するようになったプロセス

ビジネスの立ち上げから関わり、サービスの成長(グロース)をトータルにサポートするシナップが社内にUXデザインの考え方を浸透させ、実際に現場で活用するようになったプロセスと、組織、クライアントプロジェクトへ導入する際のさまざまな障害をどうクリアしていったのかを事例を交えてお話しします。

大川 貴裕 (@bigriver_design) / クリエイティブディレクター、SINAP

デザイン=課題解決

◾︎どこから始めた?
会社の小さな勉強会から始まった
(カスタマージャーニーマップを作るワークショップとか)
あとは勉強会行って社内に共有したりとか
→意識の向上と知識の共有
--なかまをつくらないとね

その後、公式な社内プロジェクトへ
うまくいったらクライアントプロジェクトへの導入
>>大きな壁<<

・黙(ダマ)で…社内チームの共有資料として、提案の仮説検証として
・完璧を求めない導入

コンペで提案してくるところもあるくらい、認知上がってきた
サービス・強みとしての確立

トライアンドエラーの、エラーした時のカバーは大事だよ!

従来のやり方では分からなかった部分に関して、体験として成果に結びついたら、導入できたと言えるのでは

◾︎UXデザインの導入を阻むもの
・時間とコスト
・自社のビジネスに必要?
・トップダウンかボトムアップか

◾︎UXデザイナーに求められる能力
プロジェクトのファシリテーション
経営にどう繋げられるか

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