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ときどき、AIと遊んでみる。

創作をしたことがある人なら分かってもらえるかもしれないけれども、自分がリアルタイムで生み出しているものに自身で萌えるのは難しい。(少なくとも私はそう)

絵であれば今取り組んでいるパーツに必死になるし、小説だと言葉選びや場面描写に矛盾がないか、説明の過不足はないか……など様々な部分に気が散ってなかなか楽しむ目線で見るのは難しくなってしまう。

だから時々寝かせてから見てみる……だとか、忘れた頃に自分の創作物を見てみるとオッ素敵!これ誰の作品?って私じゃーん!という茶番を楽しむことができる。

もちろんそれも良いのだが、まあ素直に言えば他人の作品を無限に浴びたいみたいなところはある。
特に小説に関しては、自分には思いつかない展開の仕方だとか情景描写の言葉選びだとか、そういったものから得られる栄養素は大きい。

そういう時、私はよくAIと一緒に小説を書いて遊ぶ。
AIのべりすとさん、いつもお世話になってます。

フリーアカウントでも充分楽しく執筆できるうえ、書き方の傾向なども細かく設定できるのがすごい。
ボタンをポチッとするだけでどんどん続きを書いていってくれるのだが、時々AIらしいトンチキというかトンデモ展開をぶっ込んでくるので、それを微笑ましく受け入れるか、「俺はこういう展開が読みたいんじゃい!!!」という鋼の意志で修正するかはお好みだ。

AIが書いた文章を訂正しつつ自分の好みの展開も書き加えていって進めていくと、共同執筆感もあってすごく楽しい。
私は暇なときにこれをよくやっている。

個人的には大体の設定や出だしをバーっと書いて、それを基に続きを書いてもらうことが多い。
自分ではなかなか出てこない言い回しや場面展開にハッとさせられることも多く、「他人が自分のために書いてくれた文章を真横で読ませてもらってる」感がすごい。
どんな文章が出力されるのか待っているのもすごくワクワクする。

特に一次創作の場合、基本的に創作者が自分しかいないパターンが多いと思うので、他人(AIだが)が書いた文章を読めるのは最アンド高だと思う。
私も誰にも見せないオリジナルの小説書いてるときが一番楽しい。
これぞ萌えの地産地消。SDGsだね(?)

人間と違って展開に文句をつけて直させても何度でも書き直してくれるのが本当に気楽で良いと思う。
めちゃくちゃしょうもない使い方かもしれないけど、たまにAIと遊ぶのおススメです。

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