Sample A

スパルタスロン(246km)を目指すランナー           24時間走 226k…

Sample A

スパルタスロン(246km)を目指すランナー           24時間走 226km   100km7.45.42      フル2.31.38     ハーフ1.09.20     5000m 15.31

最近の記事

自己ベスト3時間更新〜水都大阪100km〜

4/21(日) 水都大阪100kmに出場した。 あくまでこの時期の土台作り、大会経験を積みたくて出場を決めた。 予報は雨。絶好の練習日和。 コンディションに恵まれないのも、ウルトラマラソンにとっては最高のトレーニングだと言い聞かせ、スタートした。実際、途中までは雨は降らず、むしろコンディションは良かった。 ここに向けての毎週の大きなポイント練習は、 ①52km ②42km ③35km ④30km をレースペースより十分に速く(4分~4分30秒あたり)、かつ余裕をもって走る

    • 皆、なりたい自分になっている。

      「君はどうなりたいの?」誰もが一度は聞かれて、「知らんがな、どうもなりたくないわ」と心で思ったことがあるだろう。(決めつけ) 私は、見た目がよくて、頭がよくて、仕事をバリバリやって、信頼されて、プライベートが充実していて、マラソンが速い人になりたい。笑 自分の在り方を考えると、願望なんてどこまでも出てくる。 そりゃすべてできるに越したことはない。 優先順位の問題だ。何が人生の核になるのか、これが定まらないとブレる。 やるべきことに集中して、自分が登りたいと思える階段を上が

      • 「真実はいつも1つ」なのか

        (某有名探偵に疑問を呈するようなタイトルになってしまったが、映画は小さい時からほぼ見ている好きな作品です。笑) 『ちょっと立ち止まって』小学生?の時か、国語の授業で呼んだ『ちょっと立ち止まって』がやけに印象に残っている。 「ルビンの壺」という1つの絵に2つのものが描かれているものから、別の視点を持てば物事は変わって見える、何事も「ちょっと立ち止まってみよう」といった内容だったと思う。 他にも、お婆さんの横顔にも、若い女性にも見える絵が紹介されていた。 ただ、この「視点を変

        • 「夢中」という手段・「現実」という目的

          先日、大学の同級生と会った。 彼は、「仕事はしんどくない」と言う。 これは世の中の少数派だと勝手に思っている。 話を聞いても、決して楽しているとか、業務量が少ないとかではない。 なかなかハードに仕事をしている時もあるように思う。 しかし、「誰かに何かを与えているから楽しい」「この人にこうなってほしいというのが目標!」と自分の損得ではない次元で話す。 そうだ、この視点が自分には足りていなかった。 「夢中」で生きる 一番初め、公務員を辞めた時に、「走りたい」「いつかスパルタス

        自己ベスト3時間更新〜水都大阪100km〜

        マガジン

        • 全ての道はスパルタへ通ず
          10本
        • 思いつき
          9本

        記事

          そして、スパルタスロン2024走ります。

          東京マラソン先日、東京マラソンをテレビで観戦していた。パリ五輪の最後の枠を懸けた戦いには胸を打たれた。 日本人トップの西山選手は、高校の都大路1区の時から「強い!」と印象に残っている。 悔しさを滲ませたインタビューからは、思いの強さがうかがえた。 ただ個人的には、目標としていたレースで惜しくも届かなかった選手に対して「次の目標は?」と聞くのはあまりにも酷なのではないかと思う。 五輪を決めた選手に対しての「目標を聞かせてください」とは意味が違う。 インタビュアーも仕事なので、

          そして、スパルタスロン2024走ります。

          「今、何してるの?」の意味

          年末年始が忙しいのは幸せなことだ。誰かに飲みに誘ってもらえたり、誘う人がいたり。 年に一回しか会わない友人とも、久々のような、いつものような不思議な時間が流れる。 今年は3年ぶりくらいに会う友人や10年以上会っていなかった人に会う機会もあった。 「今、何してるの?」「久しぶり!今何してるの?」 一度は聞かれたこと、または聞いたことがあるだろう。 その時何を答えるか。 ほぼ100パーセント仕事・職業を答える。 ただ、厳密には「何をしているか」を聞かれているのだから、仕事で

          「今、何してるの?」の意味

          この経験は活きるのか

          ワクワクすることをしたい。 成し遂げたいことがある。 だからこそ安定した仕事も辞めて、今は次のステージまで非正規で繋ぎながら走っている。 これでいいんだと何度思っていても、時々ものすごく不安になる。 今やろうとしている挑戦が、将来どう活きるのか?これをして何になる?と。 同級生や後輩は今も一所懸命フルタイムで働き、残業もしてキャリアを積んでいる。家族もでき、必死で幸せに向かっている。 それなのに、、、と。 「これをして何になる?」問いたくなったとき、「何かにならない

          この経験は活きるのか

          第23回 24時間リレーマラソン神戸大会 シングルの部③ 大会(後編)

          夜明け前異変。160km地点で、急にペースが落ちた。 おかしい。同じ感覚で走っているのに、1kmあたり90秒近く遅れている。 どうする、いったん立ち止まるか、小休憩をとるか。 いや、ここで止まるとまた動けなくなる。 心が乱れているのが分かった。あと2時間弱で日が昇る。それまでに180km付近まで進めたい。焦っても仕方ない。 とあれこれ考えている時点で、焦っていた。 「また失速するのか」「また届かないのか」 「いや、もともと自分の実力なんてこんなもんだった」 「やっぱり無謀な挑

          第23回 24時間リレーマラソン神戸大会 シングルの部③ 大会(後編)

          第23回 24時間リレーマラソン神戸大会 シングルの部② 大会(前編)

          神戸総合運動公園今回の会場、神戸総合運動公園は、学生時代の引退レースの場だ。ここでみんなで写真撮ったな、とか思い出しながら会場をぶらぶら。 思えば引退レースは散々だった。笑 でもそれはどこか自分らしくもあり、悔しさと、4年間大学で陸上ができた誇らしさがこみ上げる日だった。ゴール後は仲間が寄ってきてくれ、花束をくれた。今でも思い出すと泣けてくるような光景だ。素晴らしい人たちに恵まれた。今でも最高の友人たちだ。 前日までの恐怖心は薄れ、晴れやかな気持ちになっていた。 マラソンはス

          第23回 24時間リレーマラソン神戸大会 シングルの部② 大会(前編)

          第23回24時間リレーマラソン神戸大会 シングルの部① 準備

          ほんの少しの希望に懸けて5月末、弘前での24時間マラソンで撃沈してから、エントリーを決めた神戸大会。リレーマラソンと名前がついているが、シングルの部があり、一人で24時間走ることもできる。スパルタスロンの基準をクリアするためには、真夏だろうが、何だろうが、やるしかない。 より過酷なレースでの、未知の領域への挑戦は、ワクワクするというより、恐怖心のほうが強かった。 準備弘前のレース後、腰の状態がよくなるまでに3週間ほどかかった。6月20日あたりから徐々に練習を再開し、7月10

          第23回24時間リレーマラソン神戸大会 シングルの部① 準備

          神戸24時間225kmへの挑戦まで

          失敗からの挑戦5月末、弘前で行われた24時間走に出場した。 なぜ24時間走なのか。 目標とするスパルタスロンに出場するための関門だ。 一般エントリーの基準は、4月の室戸120kmでクリアしている。 ただ、これではエントリー申請ができるだけで、必ず走れるわけではない。 確実に出走権を得るには、優先エリート枠の記録を狙う必要がある。 自分の現状で、どれが狙えるかというと、24時間225kmという基準しかないと考え、弘前へ。 「狙える」とは言ったものの、全然狙えない…笑 ほど

          神戸24時間225kmへの挑戦まで

          挑戦が自分を創る ~第6回室戸阿南海岸国定公園ウルトラマラソン120k~

          4/29 2:30起床 いよいよ120kmウルトラマラソンのスタート。 それほど熟睡はできなかったが、それも想定していたので、気にすることなく、体は休まったしいいか!といった気持ち。 静かに準備し、その時を待つ。 コースは、前半は平坦、後半60kmはほぼ峠道で、激しいアップダウンが3度ほど続く… 何がしんどいかって、100km超えてからも、まだ山道で、ラスト5kmでさえも山を登っていく、まさに死力を尽くすコース。 100km超えウルトラで平坦だけのコースをとるなんて、ほぼ無

          挑戦が自分を創る ~第6回室戸阿南海岸国定公園ウルトラマラソン120k~

          第6回室戸阿南海岸国定公園ウルトラマラソン120kに向けて

          久々の投稿です。 3月のびわ湖マラソンが終わり、フルサブ2.5はいったんお預け。 次の目標はウルトラへとチェンジ。 近い将来スパルタスロンに出場したいとの思いがあり、現状どのくらいの力があるのか。実現可能なのかといったところを見定めるために、取り組んだ。 目標の舞台スパルタスロンの参加条件突破へ ギリシアのアテネからスパルタを走るスパルタスロンは、36時間で246kmの道のりという途方もない挑戦だ。だが、スタートラインに立つにも、厳しい条件をクリアしなければならない。

          第6回室戸阿南海岸国定公園ウルトラマラソン120kに向けて

          びわ湖マラソン2023

          3/12 びわ湖マラソンから1週間が経ち、気持ちの整理もついて、練習を再開しています。 惜しくもない負け 結果、25km過ぎに足の痙攣でストップ。その後は終始jogでゴール。 タイムも2時間50分くらいかかりました。 できるという自信がありました。暑さ対策はしていたものの、それよりも多くの発汗、緊張による筋肉の力みなどもあったのでしょう。 メンタル面や最終調整の方法も改善していく必要があるのかもしれません。 晴々 ほぼ同じような失敗レースに見えますが、一昨年、昨年、と

          びわ湖マラソン2023

          何を目指して走るのか

          びわ湖マラソン2023に向けて1年間、この大会に向けて練習を積んできました。 夏のウルトラマラソン以降は、フルマラソンで2時間半を切るために生活してきたつもりです。 転職して3年 決意を持って臨んだ3年でしたが、フルマラソンだけはうまく走れていません。 これまで、「雨が降っていた」「気温が高すぎた」など、言い訳をたくさんしてきました。 ただ、環境要因ではなく、納得の行く走りができない原因はすべて自分にあると改めて思います。 結局はすべて足りなかっただけ。 去年までは苦しん

          何を目指して走るのか

          やる気とは才能~京丹後ウルトラ~

          レース振り返り2022/9/18 京丹後ウルトラマラソン100kmに参加した。 自身初のウルトラマラソンで、エントリーした時点ではやる気に満ち溢れ、頑張るぞーとやる気十分だった。 道のりは甘くなかった。まず、7月に起こした故障が長引き、ジョギングを再開するまでにかなり時間を使ってしまった。また、8.9月は多忙を極め、とうとう最長26kmの練習しかできず、痛みをかろうじて抑えながら、スタートラインに立った。 ここまで出場を迷ったことは他にないかもしれない。 それでも走りたい理

          やる気とは才能~京丹後ウルトラ~