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そして、スパルタスロン2024走ります。


東京マラソン

先日、東京マラソンをテレビで観戦していた。パリ五輪の最後の枠を懸けた戦いには胸を打たれた。
日本人トップの西山選手は、高校の都大路1区の時から「強い!」と印象に残っている。
悔しさを滲ませたインタビューからは、思いの強さがうかがえた。
ただ個人的には、目標としていたレースで惜しくも届かなかった選手に対して「次の目標は?」と聞くのはあまりにも酷なのではないかと思う。
五輪を決めた選手に対しての「目標を聞かせてください」とは意味が違う。

インタビュアーも仕事なので、選手の言葉にできない感情や表情を引き出したいのかも知れないが、もっと配慮すべきことなのでは?と感じてしまった。
もちろん選手から、次の目標が明確に出ることはない。
100%今日に懸けていたのだから当然の反応だ。

姫路城マラソン

全くもってレベルの異なる話ではあるが、自分も2月に姫路城マラソンを走った。ウルトラマラソンに足を突っ込んだ今シーズンだったが、意外とスピードも落ちないのでは?と感じ、フルマラソンにも出場してみた。
結果は自己ベスト。2時間30分切りには一歩及ばず。
ただ、2時間30分程度のスピードであれば、ウルトラのトレーニングで十分にカバーできるどころか、むしろスピード持久力においては、ウルトラの練習が効いていると感じた。
成果には満足していないが、成長は感じられ、達成感いっぱいの2月を過ごすことができた。

そして、スパルタスロン

充実の2月も、後半はドキドキと不安で過ごした。
マラソン人生最大の目標であるスパルタスロンの審査結果が届くからだ。

今年の夏に優先エントリー枠の記録を突破したものの、出場が確定しないことにはどうにも不安で…

結果は無事スパルタスロン2024への記録審査を通過し、出走できることが決まった。
やっと。やっとここまで来た。
漠然と「いつか」と思い始めた時から8年。
全振りすればもっと短期間でここまで来られたのかもしれないが、紆余曲折あっての、今年の出場にもきっと意味がある。
あの時のあの無意味に思えたことも、もしかしたら必要だったのかも、なんて何でもこじつけて考えている。

さて、あと半年と少し、また積み上げよう。
毎日の積み重ねでしか到達しない。これまでもそうだったように、これからも。

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