青海 久遠

月が双子座のおバカさんです!なので、笑えるおバカさんなお話メインで進んでます! 西洋占…

青海 久遠

月が双子座のおバカさんです!なので、笑えるおバカさんなお話メインで進んでます! 西洋占星術、タロットをメインに、楽しめる記事を目指していきます^^ アニメ、漫画、SF、宇宙、科学、実験、料理、占い、オカルト好き。最近スパイスカレー作りにはまってます。

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  • ほしのこえ★ほしよみ

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  • 12星座もしもシリーズ

    12星座擬人化のおバカなお話です。 笑って貰えると嬉しいです!

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2024年蠍座満月

2024年4月24日8時49分頃蠍座♏で満月🌕となります。 ​ 満月🌕は新月🌚にまいた種が実るタイミングでもあります。 満月には実った成果を打ち出して行く時です。 「私、どうしても今やってるプランを続けたい。確かに今回は失敗だったけど、じっくり時間をかけてやれば、きっとうまく行くと思う」 皆が置いてけぼりにしたせいもあって、月はちょっぴり拗ねた顔でそう言った。 「私はそろそろ見切りをつける時だと思う。いつまでもダメな事にこだわっていても、先に進まないじゃない」 太陽が、き

    • 四角四面

      だめだ。 また、リズムがずれてしまった。 2か月前、友人達がバンドを組むからとメンバーに誘われた。 とはいえ、これまで特に楽器をやって来たわけでもない。 私に楽器なんか出来るかどうかもわからない。 「私、楽器やった事ないんだけど?」 迷っていたところ、暫定メンバーとしてならどうか、と提案された。 兄が一時期バンドでドラムをしていた事もあって、家にはドラムがあった。 兄がバンドを辞めて、叩く人もいなくなったそのドラムを叩いて遊んでいたのもあり、演奏楽器はドラムを選んだ。

      • アドベンチャーあひろ号

        あひろ様のホロスコープを読ませていただきました。 ご本人の許可を得ましたので、こちらにUPさせていただきます😀 普通にホロスコープを読まれている方には、なんじゃこりゃ?の世界である事をご了承ください🤓 「本日は宇宙旅客機アドベンチャーあひろ号へご乗車いただきありがとうございます。 これから、皆様を神秘とロマンの世界へとご案内いたします。 あひろ号は決まった航路はございません。 船長の気分次第となっておりますことをご了承ください。 わたくし、案内役の水星、と申します。 以

        • 悪魔の誘惑

          中性脂肪とコレステロール値。 昨年の健康診断では、要注意だった。 あれから少しだけ生活を見直して、と健康診断結果を受け取ってからの3か月は頑張った。 30分早起きをして、ウォーミング。 食べた物をこまめにチェックして、カロリーコントロール。 おやつは抜いて、好きなお酒も週1回。 最初の1か月はなんの変化もなくて、やめたくなる気持ちとの闘いだった。 2か月目には、少しだけ変化が出て来た。 ウォーキングのペースもあがり、最初の頃よりも遠くまで歩けるようになった。 体重は2

        2024年蠍座満月

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        • ほしのこえ★ほしよみ
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        • 12星座もしもシリーズ
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          小さな世界

          実家から送られてきた封書には、1枚のハガキが入っていた。 高校の同窓会の連絡だった。 しばらく実家にも帰っていないし、有給もたまっているし行ってみるか。 ちょっとした気紛れだった。 同窓会の会場は、街の中心地にあるホテルだ。 高校卒業後、地元を離れたせいもあり、同窓生と会うのも12年ぶりだ。 会場内では、見知った顔が数人見つかった。 もともと、クラスの人達と積極的に関わっていたわけでもない私は、お皿に好きな料理をたらふく盛って会場の隅で、他の人達を観察していた。 あ

          小さな世界

          風の色

          このところ学校からの帰り道にある、公園の木の下でぼーっとする事が多くなった。 私がいつもの木の下に行くと、遠くで絵を描いているとおぼしき人を見かけた。 何を描いているのだろう、と少し好奇心が湧いて来て、そっとその人の後ろに立って絵をのぞき込んだ。 どうやらカラー筆ペンを使って、水彩風に描いているらしい。 だが一体、何を描いているのだろう? スケッチブックのサイズは、おそらくA3くらい。 中心近くに、青系の色が置いてあり、にじみの中に他の色が何色か入って来ている。 何かの

          のろまなウサギ

          今日も挨拶出来なかった。 朝、出かける時には、今日こそはと頭の中で何度も練習している。 なのに、いざとなるとしり込みしてしまう。 帰宅してからも、出来なかった事ばかりを思い出す。 いつもいつも、私はこうだ。 なにかやりたい事があっても、躊躇して止まってしまう。 結局は何もしないまま、時間だけが過ぎて後悔だけが残る。 自分でも、自分の性格がイヤになる。 どうにかしたい。 なんとかしなければ。 友人が飼っているウサギを見せてもらいに行った。 ケージから出て来たウサギは、

          のろまなウサギ

          勇気の箱

          筒状の合金鋼の貯金箱に500円硬貨を入れる。 貯金箱には「30万円貯まる」と書かれている。 お金を入れた時の音の具合で、どれくらい貯まったのかなんとなくわかる。 もうすぐ、この貯金箱もいっぱいになる。 そうしたら・・・・。 新入社員として、勤め始めて3か月程。 やっと少しずつ仕事にも慣れ始めた頃の事。 休憩室に設置された自販機で飲み物を買うのが日課になっていた。 その日も自販機でいつもの飲み物を購入した。 丁度、それが最後の一本だったらしく、売り切れのランプがついた。

          不眠症の男

          ​ 「今日も眠れない」 一度はベッドに横たわったが、 眠ろうとすればするほど、目が冴える。 もう何日、眠れぬ夜が続いているのだろう。 最初は、そんな事もあるさ、と軽く考えていた。 いずれそのうち、眠たくなるだろう、と。 だが、何日たっても一向に眠くなる気配がない。 夜が寝れなかったなら、 日中に眠たくなる、という事もない。 ならば、これは俺に与えられた転機なのかもしれない。 今まで時間がなくて出来なかった事をやる機会が与えられた、と思う事にした。 今までは、会

          不眠症の男

          「     サンタクロース」

          あの子はどこから来たのだろう? うちには怪獣がいる。 この怪獣はいっつも泣いてて、うんちしてて、ミルクの甘い匂いと同じくらいに酸っぱい匂いがした。 「おかあちゃん!また、せいたんが大声出してるよ!・・・・。また、げっぷした!臭い臭い!!!」 この子はいっつも、口から白い物を出している。 「怪獣なんだ」と私は思っていた。 いつからだろう? 気が付いたら怪獣は増えていた。 「おねーー!」 怪獣2号は何故か私になついていた。 ていうか、いつの間にか私は怪獣2号の便利屋と

          「     サンタクロース」

          「Merry Christmas 」

          好きな音楽が一緒だった。 としちゃん ユーミン、百恵ちゃん。 高校入学の時、人目見た時から彼女と友達になりたいと思った。 自信たっぷりでキラキラしてた。 でも、飾ることなく多才だった。 絵が上手くて、歌が上手くて、誌を書いてて、お菓子作りが得意。 手先が器用で、クラス皆のそっくりなマスコット人形を全員に作ってくれた。 女子にも男子にも人気だった。 彼女には二人の姉がいて、どちらも彼女からするとずっと上の存在だったらしい. 彼女よりすごいお姉さんって、人間じゃないんじゃ

          「Merry Christmas 」

          ちっぽけなわたし

          いつものように、サトル君が木の枝で道に丸をいくつか描き始めた。 すぐ側では小さな子が毬付きしている。 少し離れたところでは3人の女の子がゴム飛びをしていた。 黒土の舗装されていない道路は子供たちの遊び場だった。 豆腐屋やら団子屋、氷菓子屋といった移動販売のリヤカーが来れば即席の店屋になり、紙芝居がくれば小さな劇場ともなった。 歩く以外の交通手段は路面電車や蒸気機関車、乗合バスが主だった。 荷物を運ぶのは荷馬車やトラック、機関車だったので、主要な道路以外に自動車が通る事など

          ちっぽけなわたし

          白薔薇と月光

          白い門扉のカギを開けて玄関へと向かう階段を上がって行く。 階段の横は花壇になっていて、春には水仙やチューリップが咲くのだが、今はたんぽぽが咲いていた。 そろそろ初雪も降る頃だというのに、まだたんぽぽが咲くんだなと思いながら、雑草だらけの我が家の庭を眺めた。 冬も間近なので、庭の雑草はほったらかしだ。 以前はこまめに雑草取りもしていたのだが、ある日雑草取り最中に呼吸困難に陥ってからは、除草剤や草刈り機のお世話になっている。 あの時はかなり焦った。 突然息が苦しくなりめまいがした

          白薔薇と月光

          12星座もしもシリーズ63「学園祭1」

          明日は学園祭前夜祭。 順調に進んでいるところも、そうじゃないところも・・・。 ここはオカヒロ研 獅子「占いブースもきっちり出来たし、占い師4人のコンディションも完璧!だな」 蟹「みんなの衣装、どう?気に入って貰えた?」 蟹は、文化祭のために、夏休みに入る前から全員の衣装を作っていた。 凝った事は出来ないけれど、初のオカヒロ研としての文化祭。 はりきりまくった蟹。 魔女っ子的なイメージのとんがり帽子と肩までのマント。 星のついたスティックを持って、いる、とここまでは共通イ

          12星座もしもシリーズ63「学園祭1」

          12星座もしもシリーズ62「学園祭準備編4」

          着々と、学園祭での生徒会でのバザー、オークションの計画は進んでいた。 同様に、生徒会&?たぶん??の漫研とコラボしたオカヒロ研内部でも、着々と・・・・??? 蠍「射手君!!すごいです!てか、独学でこれほどまで占えるって、才能ありすぎですよ!」 オカヒロ研での占い喫茶で、射手が占星術でブースを出したいと言った時、皆はそのまま承諾した。 てか、何にも考えてなかった。 だがしかし、お金を貰うわけだし・・・・。 誰も、それまで射手が占星術が出来ると言うのも知らなかったし、腕試し

          12星座もしもシリーズ62「学園祭準備編4」

          12星座もしもシリーズ62「学園祭準備編3」

          学園祭でバザーが開かれる、という情報はあっという間に広がった。 思ったよりも好評で生徒会メンバーが考えていた簡単な物とは、いささか様相が変わって来ていた。 天秤「文化祭は普段来ない外部の人や、中等部や小等部関係の人も集まるから、押さえておきたい所だよね。」 双子「バザーも、こっちでまとめないで店をそれぞれ出させた方が良いのかな?」 乙女「思ったよりも、バザーに出品したい方が多いようです。」 牡牛「生徒会で仕切ると、売れ残りがあった時の対処とかも考えないと、ですぅ~」 水

          12星座もしもシリーズ62「学園祭準備編3」