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⑩一方的な活動再開、今夜も続いている一月万冊の配信

もし会社のビルからスタッフが飛び降りて亡くなり、そこに誤解があるなら尚更、経営者は誠意を尽くして遺族と和解の努力をするものではないか?しかし生前から遺族を「毒親」と執拗に攻撃していたのは一月万冊=ビ・ハイア社側である。そして、あろうことか名誉毀損で逆提訴(スラップ訴訟?)までした。

こちらの記事では、遺族である父親がインタビューに答えている。

「びっくりしたのが、遺品の少なさ。単行本2冊、以前にディズニーランドで買ってあげたコロン、折りたたみ傘、生理用品。それくらいしか渡されなかったんですよ。それは警察の方が清水社長から直接受け取ったものだったんですね。現場検証の際、『これだけなんですか? 洋服とかないんですか?』って訊かれて、『洋服やバックは全部俺が買い与えた物だから、彼女の物じゃない』と清水社長は刑事さんに答えたそうです」

社長は一方的に活動再開を宣言して、活動を休止していた理由の「うつ病」までネタにしているが、原因であるはずの裁判に触れず、事件を巧妙に隠している。

当初は他の視聴者と同様に舌鋒鋭いトークを楽しんでいたが、女性スタッフの自殺を知った上で配信を見ると「どの口で言うか」と逆に驚かされる。出演者同士の掛け合いやギャグも笑えなくなった。それを賞賛する視聴者のコメントを読むと、なんとも言えない気持ちにさせられる、、、、

恐ろしいのは、女性スタッフの自殺を知りながら、尚も応援し続けている一月万冊ファンがいることだ、、、自らを「被害者」と情報発信する社長、それを擁護する出演者、同調して拡散や応援コメントを寄せるファン、、端から見たらカルト集団のようだ。社長は法律や契約問題に詳しいことを再三アピールしているが、裁判で負けない自信でもあるのだろうか、、、

現在はユーチューバーに転身して、再生広告やカンパによる収入がかなり増えているらしい。それは、会社経営時を上回っているという、、

上記のツイートは安冨教授との配信だが、同じ内容を今一生氏にもしていた。

最近の業績は、「スタッフ30人くらい抱えていた時よりも、利益が出ている。売り上げも伸びている。30人いた時の月商の4倍」らしい。

じゃあ、なんだったの?俺が仲間だと思って雇っていたり、仕事をお願いしていた人達、なんだったの?それをカウンセラーの人に言ったら「清水さん、それは足枷だったんだよ、もっと言うと搾取されてたんだよ」確かに数字だけ並べるとそうなるんですよ。

事件前は心理カウンセラーを全否定していた社長が、その口を借りて「スタッフから搾取されていた経営者」だとアピールしている。事件前は、社長の年収は1億円以上、副社長は年収数千万円、亡くなった女性スタッフも執行役員で年収1000万以上と紹介されていた。事実とハッタリの区別がつかない。

また、スタッフのリストラ断行についても誇らしげに語ることが多いが、

実は今年は本業がバリバリ伸びてリストラ成功してスタッフは3分の1なのに売上は1.5倍、利益はリストラした分めっちゃ増えました。

裁判の報道後には、複数の元スタッフから告発の声が上がっていた。

なにか圧力でもあったのか何名かは突然アカウントを削除してしまったが、、複数の元スタッフが証言をすれば明らかになる内部事情は多いだろう。元スタッフが勇気を出して裁判で証言してくれることに期待したいものだ。

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