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今すぐに天職が見つかる方法

こんにちは。

「好きなことを仕事にして稼いでいきたい」「自分の得意なことを仕事にして輝きたい」と思っている人は多いと思います。

いわゆる「天職」にたどり着いてそれを本業にできたら、なんて幸せなんだろうと思いますよね。
そしてそれを求めて、「自分の得意なことは何だろう?」とか「好きなことで稼ぐにはどうすればいいだろう?」といったことを試行錯誤するわけです。

僕も過去には、そんな自分探しを延々とし続けてきました。

ですが、自分の得意なこと、好きなことを仕事にしようとしても、全くもって上手くいきませんでした。
上手くいかないどころかどんどん苦しくなっていき、むしろドツボにハマっていった気すらします。

僕がいろいろ経験した末にたどり着いた結論は、「いくら天職は探しても決して見つからない」ということです。

ある時この結論に達して、もう天職探しは諦めようという思いに至りました。
そして目の前の仕事をこなしていくしかないよな、と考え方を切り替えたのです。

そうしたら逆にそれまで空回りばかりだった人生が上手く回りだして、順調にステップアップしていくようになりました。

今回の表題の「今すぐに天職が見つかる方法」の答えなのですが、身も蓋もない話ですが「天職とは目の前の仕事、今やっている仕事が天職」ということなんだなと思っています。

そもそも「天職」というものの定義を勘違いしがちなんじゃないかと思うのです。本当の天職とは「好きなことや得意なことを仕事にする」ではなく、「その時点で自分に与えられている仕事」が天職なんじゃないかということです。

今目の前の仕事と丁寧に向き合って一つ一つ問題をクリアしていって、その積み重ねで成長していくと自然に次のステージに行けるという訳です。

僕自身の話をすると、2年ほど前に人生で一番どん底の時期があって、とにかく日銭を稼がなければいけない状況がありました。
そこでなんでもいいからすぐに働けるところを探そうと、警備員の仕事を始めました、工事現場とかで旗を振って誘導している仕事です。

その時に、「もうこれからは目の前の仕事を修行だと思って、腐らず丁寧に取り組もう」と心に決めて、真摯に向き合いました。
「これが今の自分に天から与えられた天職なんだ」と思うようにしたのです。

そうやって仕事に取り組んでいたら、毎日毎日勉強の連続だったのです。
自分の至らない部分が警備員の仕事によってあぶりだされて、反省することばかりでした。

例えば交通誘導って運転してる人は見てるようで見てないので、はっきりと「止まれ!」と思って旗を振らないと止まってくれなかったりします。
そんな時に、「ああ、今まで自分は相手にはっきりと意思を伝えていなかったな」と反省するわけです。

また、毎日違う現場での仕事で毎回求められる内容が違ったりすると、その現場、その状況に合わせて臨機応変な対応が必要になります。
そうすると、凝り固まった考え方ではダメだったな、ということを教えられている、学ばせてもらっているように感じました。

そうやって仕事を通じて毎日一つ一つ自分の弱点や課題をクリアしていった結果、徐々にやれる範囲が増えてって周りからも信頼されるようになり、別件で外から仕事を依頼されて次のステージに進むことができたのです。

その後も「目の前の仕事を天職だと捉える」ことを実践していったら、自分のできることや実績が増えていき、どんどん次のステージ、次のステージへと進むことができました。

ですので、現在「自分の好きなことや、やりたいことをを仕事にしたい」と模索している人は、まずは一旦切り替えてみて、この考え方を参考にしてもらえたらと思います。
きっと自分のやるべき道が見えてくると思います。

「天から与えられた」とかいうとスピリチュアルとか宗教っぽく感じちゃうかもしれませんが、冷静に考えてどんな仕事でも真剣に取り組んでいる人がいたら、周りからの信頼が溜まっていきますし、そういう人は次のチャンスが来やすいですよね。
結局そういうことなんだと思います。

この記事が少しでも読んでくれた人のお役に立ててもらえたら幸いです。

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