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これが愛であって欲しい、と言うのが僕であって欲しい。

 観てきた「正欲」、特殊性癖で悩んでいるわけじゃないけど、ガッキーの言葉に共鳴してしまって、ここ何日かむしゃくしゃしてた。それは自分を受け入れきれてないからか…。何で自分だけこんなに傷つきやすいんだろうとか、宇宙から地球に留学しているみたいだとか、私もそんな風に考えてたことがあったな〜。今もそう思っているのか、もうよく分からなくなってしまったけど。留学も30年を超えれば馴染んでくるものかもしれない。自分の気持ちを差し置いても『ひとりじゃなくて良かった』って、誰かに対してそう思えることは大きな愛だと思ったから、それぞれの物語がその一言に詰まってる気がした。

 主題歌であるVaundyの『呼吸のように』が映画と合っていてとても良かった。歌の幅が広くてすごいな〜って小物感の感想。

これが愛であって欲しい
と言うのが君であって欲しい
これが夢であって欲しい
と言うのが僕であって欲しい

これが愛であって欲しい
と言うのが僕であって欲しい
これが夢であって欲しい
と言うのが君であって欲しい

 ずっと同じ気持ちでいて欲しいってことで、どこにも行かないで欲しいってことで、他人で違う人間だからひとつになれないこと、だから分かり合えることって素晴らしくて尊いものに感じてしまう。原作読んでみたいな、ガッキーもあんなにつまらなそうで地味な女の人演じられるんだなーって感動した。気持ちひとつで私もガッキーになれるだろうか、、。

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