今宵は久々に満天の星空を眺めた。一等星や二等星のつよい輝きを放つ光が目立ち、見飽きない。流れ星もみつけた。澄み切った空気に川の音が反響し、森の甘い香りがする。はちみつのような、花のような香りが辺りを包んでいる。心地よさに浸りながら、最近は空を見上げる余裕がなかったことに気づいた。

あなた→わたし→誰か→ほかの誰か