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映画館・劇場

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映画の感想文置き場です。たまに観劇などの感想も。
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記事一覧

オッペンハイマー

 一昨日、IMAXで観てきた。  夫曰く、監督はIMAXで観ることを前提として映画を作っているか…

ひしがた❖
2週間前
2

哀れなるものたち

 仕事終わりに40分歩いて映画を観に行った。もうすぐ転勤なのでポイントを使い切らないととい…

ひしがた❖
2か月前
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年休と週末

 1日年休を取って、夫と週末を過ごした。  大まかな記録。 木曜日  仕事を終えて飛行場ま…

ひしがた❖
5か月前
5

旅するローマ教皇

 今日見た映画。  台湾への弾丸一人旅をしようとしてまっぷるを衝動買いするくらいには海外…

ひしがた❖
5か月前
3

「ゴジラ −1.0」が象徴するもの

 映画を観てきた。  踏み潰されそうな、前の方の中央席でゴジラを見上げていた。  今回の…

ひしがた❖
5か月前
5

ひとりでに JAZZ

 つらつらとまとまりない、日記というか雑記。  今日は一日、1人だけど、よく遊んだ。  何…

ひしがた❖
5か月前
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ジャン・コクトー「声」

 U24でチケットを買えるのもあと僅かなので、思い切って観劇してきた。  女性が電話口でヒステリックに話続け、最後は自殺する古典。  この戯曲を現代風にポップにアレンジしてあって、舞台美術はクロマキー合成できるし照明と音響はマリオで、女性は一人暮らしの部屋でぴょんぴょん跳ねたり、犬のルームウェアで顔を覆ったり、自殺した「フリをして」電話を切っちゃったのかも知れない物語になっていた。  アフタートークで、電話と、相手の姿が見えないことによる「嘘」がこの戯曲の鍵の一つになって

映画 アステロイド・シティ

 映画を監督で選んで観ることは今までしたことなかったが、夫が好きと言うので、ウェスアンダ…

ひしがた❖
6か月前
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ソウルに帰る

 今日観た映画。  主人公フレディのアイデンティティが揺らぎまくっていて、観ていて非常に…

ひしがた❖
7か月前
2

エリザベート1878

 今日の映画!  主人公が小説家の江國香織さんになんとなく似ていた。痩せて色白で背が高く…

ひしがた❖
7か月前
3

6月0日 アイヒマンが処刑された日

 9月も終わりに差し掛かる昨日、ふらっと入った近所の映画館で観てきた。  もう死刑判決の下…

ひしがた❖
7か月前

映画感想文 after sun

 台風明け、近所の映画館で映画を観てきた。  事前に何の知識もなく、フライヤーがカッコよ…

ひしがた❖
9か月前
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令和5年のスパイダーマン映画

 先日彼と「スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース」を観てきた。  圧倒的映像美…

ひしがた❖
10か月前

TAR/EO

映画の感想文。 TAR  主人公の音楽への真摯さに好感を持ったことや、主人公以外の女性登場人物をそんなに好きになれなかったことから、主人公に感情移入しつつ最後まで観た。  心の闇が世界の受け取り方にまで拡張される演出が私は好きなのかもしれない。主人公の内面世界で聞こえる不安な音、眠れなくてでも強い自分でいるために走ったりジムに行くこと、色んな意味で男性的な社会の中でのしあがってきたこと。それらが、ターの努力や生真面目さを現しているようだった。  ターは本当に周囲の女性を踏