哀れなるものたち
仕事終わりに40分歩いて映画を観に行った。もうすぐ転勤なのでポイントを使い切らないとという貧乏根性。
映画、グロかったぞ。結局、主人公を創造した天才外科医ゴッドウィンが幸せに死ぬ物語じゃねえか!と思った。
私なら将軍の体に瀕死のゴッドウィンの脳を移植しちゃうけど、どうなの?そういう物語ではない?あ、そう。
なんか「男性が考えたフェミニズム」だな〜とか、社会主義が肯定されるのか?とか、そんなに売春を肯定的に捉えちゃって良いの?とか思った。
のだが、原作小説を踏まえた考察を読んで納得した。原作は3部構成でめちゃメタ的構成になっていると。素晴らしい解説をありがとうございます、ヒロシニコフさん。
これ、映画だけ観て得心してたら危ういんじゃないか…うっかりハッピーエンドに思わせるラストだし…。となった。
エマ・ストーンのヤバさを味わえる映画だった。あとフランケンシュタインと父性を合体させると萌え要素になるということが分かった。
なんかこう、感動というよりは、ただひたすらエログロヤバ映画やった。それはそれで良し。