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『脳卒中リハビリ闘病記 - 「俺、俺よや!」-「Reborn」-』

五郎(長距離)と明子(短距離)の変わらぬ散歩が毎日続いたのは1ヶ月ぐらいだったろうか。

5時ごろに散歩に出掛けようと靴を履いてるときに、散歩犬「五郎」を思い出した。

薄暗い玄関で靴を履いていると、クーン・クーンと呼んでくれる。

私が外へ出ると、パーっと走り出す。

「本当に元気をもらったなあ」感謝!

ある日のお昼頃に、私が車で五郎と偶然出会っても、全然気がつきません

近づいて「俺、俺よや!」

すると、おびえるように逃げてしまい・・・・・。

朝と人が違った・・・・

いや、犬と違った(笑)ようで何か複雑な気分でした。

五郎が3日に1回が5日に1回・・・・

だんだん遠のき始めて、それがある日を境に会わなくなった。

明子も五郎が遠のき始めた頃は、五郎を探すように私の身辺を気にしていたけど、最近は明子も見かけることがなくなった。

ある時、近くの信号で鎖につながれ、散歩をご婦人と一緒にする五郎を発見!

うれしかった。

違う人に飼われていたんだ。

この時は声を掛けず見送った。

それから数日後、早朝に散歩をしていると、道路を挟んだ2階のベランダから、「ワン、ワン、ワン」と物凄い鳴き声。

驚き、目をやると五郎がいたが・・・・・・。

朝の6時にちょっと前ぐらいの時に、この声は近所迷惑である。

ベランダで吠えているのと、飛び上がる音で少々困った。

とにかく目をあわさぬように、足早に(無理ですね!)行こうと気は焦るも・・・・・。

すると、余りに暴れるので家の人が戸を開けたみたいで、後ろのほうから、ババババ・・・・。

いつものように、前に走りぬけ、今度は前から後ろへ・・・・

久しぶりの再会がうれしかった!

その2階の近くを通る時には、絶対目は2階に向けませんでした。

それ以降は出会うことはなかったです。

何か最後の挨拶に来てくれたのかな。

散歩の習慣を教えてくれた「五郎」に感謝です。

 

最後まで読んでいただき感謝です!

今日も元気と笑顔で頑張りマス(^-^)/


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