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#5《正反対の双子》「ごめんね」が言えない女の子ちゃんと秒で謝る男の子くん

幼児期の超頑固な女の子ちゃんと超優しい男の子くんのエピソードです。
小1現在の女の子ちゃんは色々な経験と学びから、少~し柔軟になりました。


我が家の双子の男の子くんと女の子ちゃんは全く同じ環境で育っているはずなのに、顔も性格も好みも運動神経も勉強面も人付き合いも見事に正反対なのです。

こちらの記事は、子どもの言動は“親の育て方”よりも“子ども個人が生まれ持った個性”の影響が大きいことを実感した、その事実を書いています。


双子の女の子ちゃんはとても頑固!
幼児期に幼稚園の帰り道で
不満があって泣き叫んだりする場面で

男の子くんだったら
車内のテレビで気が紛れでそのうち忘れる

でも女の子ちゃんはいつまでも頑張る

幼稚園の玄関でどうしてもやりたいことがあって
「戻って」が彼女の要望だった時

車に乗ってテレビをつけても「戻って」の一点張り

家に着くまで15分
家の駐車場でも「戻って!」で車から降りない

何とか家の中に入れたけど
その後30分以上泣いて頑張って要求してた

こんなことがザラにあるくらい頑固!

そんな女の子ちゃんが年長さんのある日
白い廊下の壁に子どものおもちゃのハンコが押してありました

日頃から正直者な男の子くんは
「〇〇(自分の名前)じゃない」
「でも、、、ここは〇〇(自分の名前)がやった。ごめんなさい。」

グレーの下駄箱で見落としていたハンコの跡を自ら告白

長女ちゃんは双子がハンコで遊んでいたのも知らず
本当に知らない表情で親を見つめる

どう見てもあやしい双子の女の子ちゃん
『やってない』の一点張り!

でもこのパターンは親として見逃せない!!!

嘘はダメ
誤魔化しが通用する経験も
絶対ダメでしょう

『自分がやったことにしてごめんねしてもいいよ』

が当時の彼女の限界でした

そんなふざけた抜け道なんて
もちろんNO!

何時間かかったか。。。

その夜
お風呂の湯船にて
本人は認めてないけど
女の子ちゃんがやった前提で
優しく落ち着いた口調で話を進め

白い壁があったら
はんこハンコポンポンしたくなるよね

と共感
(自分じゃないとは言わなくなった)

小さな小さな声で
『ごめんなさい』
が言えました

・・・ここまでめちゃくちゃ長かった


時は過ぎ
最近小学校で《嘘はダメ》と習ってきた
恐らく道徳の授業で
先生が大切な人から嘘をつかれて悲しかった実話を聞いてきてとても悲しんでいて
『絶対嘘はつかない』と宣言してたので

数年前(2年前くらいかな)の壁にハンコの話をしてみた

『あ~あれね、ごめんね、えへへ』

ちゃんと成長してます(笑)

学校で聞いてくることは素直に受け入れるスタイルの様です


ちなみに男の子くん
食卓で水を溢した瞬間に
『ごめんなさい!』

速すぎて笑う

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