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#6《登校拒否》はじまり

2024.4
現在小2の双子の男の子くん
新学期は4日登校しましたが、その後お休み。
連続お休み記録4日目となりました。


思い返せば1年生の3学期、2月くらいからお休みする日が増えました。

理由は確か、、、
学校の乱暴なお友達と関わるのが嫌だから。


はじめに、我が家の男の子くんの性格はこんな感じ。

  • 優しい

  • 穏やか

  • 繊細

  • 小さな事が気になる

  • ルールは守りたい(周りにも守らせたい)

  • 先生の言ったことは絶対

  • 賢い

  • 物事の裏側(理由)まで想像し理解する

  • 良い子を演じる傾向あり

  • 怖がり

  • 新しいことに挑戦しない

口調の強い男の子や態度の悪い男の子が苦手で、女の子と室内で遊ぶ方が幸せを感じるタイプです。


1年生の昼休みや中休みには校庭に出て、男の子みんなでドッジボールをしていましたが、
【強い子にしかボールが回ってこない、自分には回ってこないからつまらない。】
【今日はコートの中で横になって寝てみたけど当てられもしない。】
と話すようになり、次第に
【ドッジボールに入るのはやめて一人で砂で山をつくって遊んでる。それが楽しい。】
と、言っていました。

私は、
『楽しくないのに無理してドッジボールの輪の中に入らなくていいよ。そんなのに流されずに一人でも自分のやりたいことに時間を使ってるあなたはかっこいいよ。』
と、励ましていました。

内心、[あれ?無理してるかな?本気で一人で砂遊びが楽しいのか?自分にそう言い聞かせてる?]など想像しながら。


ある日、一番仲良しだったAくんと大きな喧嘩をしました。

理由はAくんがつじつまの合わない嘘を何度もついていて、男の子くんはとうとう我慢できなくなったようでした。

ただAくんは勉強のサポートが必要な教室に行っていたり、学習内容も一年生の内容についていけていないことは一緒に宿題をしていると、大人の私にはすぐにわかりました。
確かに私との話の内容も曖昧で、話していた内容が変わったりします。

それはAくん本人にもきっとどうしようもないこと。
Aくんは悪くない。
のだけれど、
男の子くんはそれがいまいち理解できません。
怒っていて理解する余裕がない、と言う表現の方が近いかな。

嘘を付かれていることが許せない。
今日もまただ。
さっき下校時に話した内容と違う。
怒りの渦中にある男の子くんに『Aくんは悪くない。』と話しても通じないのです。

結局、「もうAくんとは遊ばない」と決め、それから1度も学校の外で遊んでいません。

先日Aくんのお母さんに会ったときに、仲直りしたみたいね。と聞かされるまで、仲直りしたことを知らなかったしね。

この喧嘩が今の登校拒否と関係があるのかはわかりません。


口調の強いBくん、Cくん、Dくん。

同じ教室のヤンチャな3人。
1人は放課後に何度か家に遊びに来たこともあるし、他の子とも外の公園で遊ぶこともあったと記憶してる。

なのに、2月の後半くらいから
「学校行きたくない」がはじまりました。

理由は言葉が乱暴なお友達がいるから。

ただ、話を聞いていると、
注意をすると
『それくらいでうるせぇー』と言われる。
など、その程度。
やんちゃな男の子からしたら、日常会話レベルなのでは?なんて思ったり。

大人からすると《その程度》と感じるものばかり。


そこで私は自分はどのように対応すべきか迷うのです。

世の中そんなに甘くない、そんな人間はたくさんいる、その中で生きていかなければならないのだから、小さな小1の社会でもう少し頑張ってみることも大切なんじゃないか?
簡単に逃げられる、嫌なことがあったら避けられる、誰かが守ってくれる、助けを待つ、そんな人間にならないために《時には厳しく》するタイミングって今なんじゃないか?
ここを乗り越えたら成功体験になるんじゃないか?
息子の出来る力の可能性を奪ってるのは、甘やかす私のせいなんじゃないか?

小さな身体で、小さな社会で理不尽な対応を受けてショックを受けてる。しっかり話しも聞いたし、一緒に対策も考えた。先生にも相談したし、先生からクラスの皆にもお話してくれてる。それでも『行きたくない』と泣いて全身で拒否する息子。そこまで自己表現して母にSOSを出してるのに、それを受け止めてもらえないってどうなんだろう?嫌なら休んでもいいじゃない。まだ1年生、一生の引きこもり生活となるわけでもない。子どもはどんどん変わる。彼の生きる力を信じて、長い目で見て見守ることをしよう。彼の今日1日が幸せだと思えるように。

こんな2つの考えが日に日に、いや、時間毎に入れ替わる。

こんなんじゃダメだ!厳しく行こう!って思っていても、男の子くんの【行かなきゃいけないってわかってるけと行けない、、、と戦ってる表情】を見ていると気持ちが変わって、
たまには身体も心もお休みする日があってもいいじゃない。と思ったり。

家でのんびりしていて、それを他の兄弟が羨ましく思って朝から自分も休みたい、男の子くんばかりズルい。なんて言い出すと、本当に困ってしまって厳しい言葉を男の子くんにぶつけたこともある。

私に予定があり、どうしても今日だけは学校に行って欲しいことを理由も話して懇願しても受け入れてくれなかったときは、私の方が子どもみたいに怒ってしまったり。


母はほとほと疲れてしまいます。。。

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