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展示会は賑わってますね

  先週は、東京ビックサイトでいくつかの展示会が行われていました。具体的に何かを仕入れるという立場ではないので、あまりお邪魔しないようにしながらこそっと回ってみましたが、やはり業界の動向やトレンドに触れることができるよい機会ですね。

 ※実際に伺ったのはこの3つです。

世の中はSDGs

 特にファッション関連の企業のブースに於いては、ほとんど”SDGs”を訴求している感じでした。今や業界においての取り組むべきトピックの最優先事項なんだと思いました。生地や副資材など様々な分野で各社開発を進めていますね。

 もちろん展示会に出てくるものは話題性があるもの中心になるので、そればっかりをやっている訳ではないとは思いますが、実際の需要が高いことは間違いないんだと思います。”ただ商品を作ればいい”ということではない時代になってきていることでしょうか。

 ちょっと前には”モノからコトへ”とよく言われていましたが、今では企業の考え方や環境対応に対する姿勢など、ココロの部分まで求められているという事ではないかとも思います。

 大変な時代になってきました、、、

熱量が違う

 どの会場も思ったより人が多く、賑わっている印象でしたが、【マーケティング week】は熱気があったような気がします。販促ツールやオンラインマーケティングをしている企業だったり、CRMや営業支援のクラウドシステムを提供している企業などが出展している会場です。

 もちろん商材やサービス自体が違うので、単純に比べてどうこうということではないとは思いますが、商品を並べてその説明があるというのがファッション関連の会場では多かったのですが、こちらはスタッフによるサービスの説明やミニセミナーみたいな方法が多く、単純に”人の声”が多くガヤガヤと賑やかでした。

 ちょっと立ち止まるとパンフレットを渡されますし、とにかく声をかけてきます。残念ながら私に営業してもシステム導入には結びつかないので、”貴重な時間を無駄にするのは悪いなぁ”と思い、あまり話し込むようなことは避けるようにしていましたが、とりあえずその”熱量”は伝わってきます。

 もしかしたら、こちらがどういう立場とかは気にしてないのかもとも思いました。”興味がありそうな人にはとりあえず話しかける作戦”、もしくは”興味が無さそうでもとりあえず話しかける作戦”という感じでしょうかね。

 展示会でよくある、”やけに名札を見られる”というのもあまりなかったので、相手がどういう人かというのは最初のアプローチでは重要ではないのかもしれません。(この名札でどこの会社かを見るというのは、される方はよくわかります)名刺交換ではなく、名札のバーコードスキャンや先方のQRで情報交換という方法も多くなっており、その場での認知から後のアプローチまで戦略だっているような感じを受けました。

 業界による”違い”を感じた場面でした。

歳の問題?

 他の違いとしては、スタッフの年齢層でしょうか。

 これもまた良し悪しではないとは思いますが、マーケティングの会場のスタッフ方が圧倒的に若かったです。ざっと見た感じですが、会場にいるスタッフの70%くらいは20代という感じです。

 業界自体の年齢構造がそのまま反映されているだけなのかもしれませんが、それも活気があった一つの要因のような感じがします。

 極端な比較にはなりますが、
「腕組みをしながらオジサンが待ち受けるブース」と
「足を止めたら、すかさず笑顔で話しかけてくる若者」
では、雲泥の差がついてしまうような気がします。
(本当に腕組みをしているオジサンは実際いましたし、、、)

終わりに

 ちなみに、次の展示会では”メタバースファッション フェア”も行われるようです。

 どうやら、腕組みしながら待っているだけではダメのようです、、、、