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休職中に買ってよかったもの

2023年も気がつけば年の瀬。

今年はなんだか突然一人暮らしがしてみたくなったり(なお、いまだにできていない)、急に仕事が辞めたくなったり、かと思えば身体の調子が階段を転げ落ちるかのように悪くなり、あれよあれよと休職することになり、、、

とても辛くもあり、そして学びも多かった一年になりました。

特に休職は自分にとって大きな出来事でした。

休職なんて無縁だと思っていたのに、人は本当に限界を迎えると身体が動かなくなることを知ったし(9月の末ごろ、天井を眺めることしかできなかった)、一度傷ついてしまった心はなかなか良くならないことも、自分のことは自分しか守ってあげられないことも知った。

そんな学びの多かった休職期間ですが、今年買ったもので「これ買って正解だったな〜」と思ったものを3つご紹介します。
もちろん休職していない人にもとってもおすすめなので、良ければ最後までお付き合いください。


その1:さくっと読めるライトエッセイ

ひとつめはライトエッセイ本です。
特に心の支えになったのがこちらの2冊。

大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした
がんばらないことをがんばるって決めた。」です。

心が辛い時って、ひたすらに自分の頭の中をネガティブなワードが埋め尽くすんですよね。
だから、何か自分を肯定できるものが欲しくて。

そんな時に、何気なく向かった本屋さんで出会った本たちです。

自己啓発本みたいに自分を奮い立たせることはできない、けど自分の堂々巡りの辛い気持ちをなんとかしてほしい、という時にお勧めしたいのがライトエッセイ。

「頑張ろう!やればできる!」

そんな言葉ではなくて、「頑張らなくてもいいんだよ」「ありのままのあなたでいいんだよ」「でもあなたの気持ちは大事にしてね」
そんな風に温かく寄り添ってくれる2冊です。

読むとスッと心が軽くなって、頑張れないけど、こんな日があってもいいよね、と自分のことを許してあげられるような気持ちになります。

冒頭に「自分のことは自分しか守ってあげられない」と書きましたが、そう思うようになったのもこれらの本があったから。

周りに頼れる人がいたり、いなかったり、人それぞれだと思います。
でもどんなに頼れる人がいても、自分の全てを理解してくれているとは限りません。
どんなに優しい人でも、自分のことを否定することもある。
優しさゆえに、厳しい言葉を投げかけてくれることもある。

だからこそ、自分の心の声に耳を傾けて、気付いてあげられるのは自分しかいない。
厳しい言葉に納得しつつも傷つく自分がいれば、ちゃんと受け止められてえらいねって
周りからの理解が得られない時はわたし(自分)だけは味方だよって
そんな風に自分で自分を守りながら生きていくことの大切さを感じるようになりました。

なんだかつらいなあ と思っている人がいればぜひ読んでみてほしいです。


その2:SINNのマインドフルフレグランス

ふたつめはSINNのマインドフルフレグランス

買うことになったきっかけは、友人への結婚祝いを購入した際に使ったギフトサイト「TANP」でのおみくじに当選してクーポンをもらったことでした。

せっかくクーポンあるし、なんか買わないともったいないな……という気持ちでサイトを見ていたところ出会ったのがこちらのルームフレグランス。元々アロマなどいい香りが好きなので、ちょうどお部屋で使うルームスプレーがほしいな〜と考えていたところでした。

「おっ自分の好きな香りで構成されてる」「香りの説明文もなんだかいい感じ」「雑誌でも紹介されたことがあるみたい」
そんなこんなで軽い気持ちで購入したのですが、まさか生活の必需品になるとは、、、

心がお疲れ気味の時って、頭がぼーっとして難しいことを考えるのが辛くなったり、集中力が低下して目の前のことがなかなか手につかなかったり。
あと、何より辛いのが、夜思うように寝られないこと。

そんな時にこのルームフレグランスが大活躍でした。

3種類ある中から選んだ香りは「Purification of Mind(心の浄化)」です。
「一日を振り返り、その日の感情をリセットしたい時に。大自然の深い緑の中にいるような、力強さと静けさを感じる香り」だそうなのですが、本当に説明文の通り、スーッと呼吸が深くなるような香りです。

トップノートはオレンジとユーカリ、
ミドルノートはラベンダー、
ベースノートにシダーウッドやパチュリ、クラリセージが配合されています。

これらの香りは、不安や緊張を取り除いで気分を明るく、また眠りを促すような効能が期待できたり、気持ちを穏やかにしてくれるものがブレンドされており、まさに心が疲れている時の救世主だなあと感じます。

最近はPCに向かい合う時はもちろん、夜眠る時も枕の周りに数プッシュしてから寝るようにすると、普段よりも寝つきが早いような気がします。(気がするだけかも)

香りのパワーってすごい、、、と改めて感じさせられました。


その3:タロット占い

この休職期間に、ずっと気になっていたタロット占いを始めました。

タロットって驚くことに、初心者でもそれなりに当たるんですよね。

というか、正しくは内省や気持ちの整理のきっかけをくれるような占いだと思っています。

タロットは大アルカナと小アルカナを足した78枚のカードで占うのですが、その占い方にもいろいろな方法があり、1枚のカードで気軽に占うものから、10枚のカードを使ってしっかり掘り下げていくような占い方もできます。
占い方の全てに共通するのは、カードの絵柄やざっくり決まっている意味から、自分の場合だとどうなるかな?とイメージを膨らませることです。

休職期間に限らずなのですが、考え始めると頭の中がそればっかりになって悶々としてしまうことが結構あって。

そんな時に、タロットで占うと決断するしんどさや責任のようなものから少し解放されるような気がしてなんだか心が軽くなるような気がします。

占いはあくまで「道しるべ」のようなものであって、未来予知ではないので、もちろん最終的には大事な決断は自分でしなければいけないのですが、「わたしこのままどうなっちゃうのかな?」「もう働けないんじゃないか?」みたいな不安に押しつぶされそうになった時も、タロットでの占いが「そんなことないよ」「悪いことばっかりじゃないから安心したらいいよ」と心を軽くしてくれることが何度もありました。

また、悩み事について占う時は、実は自分はこんな思いを抱えてたんだ、とカードが自分の心に向き合うきっかけにもなります。

一人で悶々と悩むより、タロットと会話するような気持ちで心に向き合う方が、孤独じゃないしなんだか取り掛かりやすいように感じます。

78枚のカードの意味はなかなか覚えられないのですが、休職期間が明けても、この先もずっと続けていきたい趣味になりました。


いろいろと辛いことやしんどいことの多かった2023年。
2024年はきっと素敵な一年になりますように。

今年も一年おつかれさまでした。

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