感じると考える

人は往々にしてどちらかに決めたがる。

命を賭す瞬間は考えてる時間はない
というのであって、
それまではめっちゃ考えてるもんです。

インタビューを見たかぎり
ブルース・リーだって、
哲学的なこと考えまくってるでしょう。

どっちも、大事。

つまり、感じてるだけではダメだということ。
感じたことはその人にとっては真実であろうと
考える。
感じたことを審神する。

感じて、考えて、感じて、考えて
を円環させて深化させていく。

右脳にも考える右脳があり、左脳にも感じる左脳がある。
全体を使うホールブレインという在り方もあるっちゅうことです。

どっかのおっさんかおばさんかが考えたのか知らんけど、
右脳、左脳と単純化しすぎたモデルを鵜呑みにするのはどうかなものかと。

本当にそうなのかと疑問に思うことは大事です。
これも、感じて考える。

それと同じようなもので、左脳を切り捨てるように自我を考えるきらいがあります。

これもそう単純じゃなく
自我は切り捨てるのではなく、
進化させていくものと思ってもいい。
仲良くなりましょうってこと。

人間は種としては1種ですが、多種多様の自我がある。
それが生物の多様性に映し出されている。
ワニ的人間もいれば、オオカミ的人間もいる。

ネイティブアメリカンの考えで、
すべてをヒトと見るというものがある。
鳥は空を飛ぶヒト、魚は海を泳ぐヒトというように。

武道の醍醐味は、
自分の常識や固定観念を崩して
自己更新をしていくこと。

感じて考える、
無限的循環。

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