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子どもの私と大人の私を一致させる

私の中には、大人の自分と子どもの自分がいる。

大人の自分は、
常識では〜とか
生活するために〜とか
普通は〜とか
言い換えれば理性的な自分だ。

子どもの自分とは、
本当は〜したいとか
わくわくする!とか
無邪気な自分のこと。

私の中には、大人の自分と子どもの自分がいる。

決して二重人格という話ではありません。

例えば、教員を辞めるか考えていた時のこと。

大人の自分は、こう言います。
「あんなに頑張って教員になったのに、もう辞めてしまうの?
お給料も安定してもらえるのに、もったいない。
教員辞めて生活していけるの?
先生方にお世話になったのに、辞めてしまうの?
他に何ができるの?」

無邪気な子どもの自分はこう言います。
「本当はとても辛い。悲しい。ゆっくり休みたい。
仕事行きたくない。もう頑張れない。」

これに対して大人の自分は、
「他のみんなも頑張ってるよ。辛いのは私だけじゃない。」

こんなふうに自己内対話をぐるぐる何周もしていました。

本当なら、この二つの自分を合わせて私なのに、
子どもの自分に一生懸命に蓋をして、理性的な自分で生きていた。

すると、何が起きたかって、

自分は、自分が何が好きで、何にわくわくして、
どんなことをしたらリラックスできて、どんな夢があって
どんな人に会いたくて、等

自分のスキが分からなくなってしまった。

今思えばそれほど悲しいことはない。

でも、どうしたらどちらの自分も大切にして
1人の自分として生きていけるのかが人体実験で分かってきた。

これまでは、子どもの自分は見ないようにしていたけれど、
そんなことしなくて良かったんだって
昔の自分にも教えてあげたいぐらい。

一致させようと実験してから、約10ヶ月。

やっと、子どもの自分に問いかけなくても、自分で動き出せるようになってきた。



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