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セグメンテーションしてみたが…

こんにちは、10INC.PRです。
年末の足音が聞こえる今日この頃、忘年会のお手配はお済みでしょうか?
弊社が運営する燻製ダイニング5で、燻製料理とクラフトビールを楽しんではいかがでしょうか?恋人とのクリスマスデートにもおすすめです!

さて本日はtoiro通信 「●●やってみたが」シリーズ5回目をお届けします。
お客様からよく聞く「やってみたけどうまくいかない」お悩みを元に、そのリサーチ手法や分析手法が どうしたら有効的に活用できるのか?を10INC.の目線で解説していきます。


今日のお悩み

「調査結果から次のアクションへつなげることができない」

弊社の製品は低価格帯~高価格帯までの商品展開をしています。最近高価格帯の商品が人気のため、売り上げ自体は伸びているのですが、カテゴリ商品全体の販売個数が伸びず、苦戦しています。そのため、カテゴリーユーザーに対して量的な調査を実施し、5セグ※で分類してみたところ、「新規顧客」の中の「未認知層」へのアプローチが必要であることが分かったので、ブランド認知拡大を目的としたプロモーションを展開したのですが、ロイヤル層へのコンバージョンは良かったのですが、「未認知層」はうまく売り上げにつながりませんでした…。


西口一希「たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング」

解説

■セグメンテーションとは

「顧客を分類すること」つまり、特定カテゴリにおけるコンテキストを分類し、特定の属性ごとに細分化していくことです。マーケティングで最も重要なことは、自社製品やサービスのターゲットとして適切であり意味のある層を特定することです。

■お悩み解決ポイント

お客様からヒアリングをさせていただいたところ、今回のケースでは、定量調査にて「未認知層」へのアプロ―チが必要であることは理解できたものの、「未認知層」に対してどのようなアプロ―チが適切か、顧客ニーズや行動パターンなどの情報(コンテキスト)とキャンペーンがターゲットにフィットしていなかったことが要因のようでした。(たまに聞きますが、社長や担当者のガッツで進めてしまうケースがあります。プロモーションには大きなバジェットで動かれるので是非ターゲット理解は深く進めたいところです。)

顧客のニーズや行動パターンを深く知るには、もちろんインタビュー等の定性調査が有用です。そして、MROCを活用することで、定性的な深堀と、定量的な検証(設計内容によります)の両方を効率よく実施することが可能です。
また、社内の方向性を整理するためにはワークショップも活用できます。

MROCについては下記の記事をぜひご一読ください!

10INC.MEMO(コンサルタント戸上より)

「STP (セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)」は、定性的な分析がとても重要になります。セグメンテーションでクラスター分析などの量的検証は、当然求められます。しかし、各属性グループの細分化や、ターゲティング、ポジショニングをする上で本当に大切な要素は、そこに紐づくコンテキストを理解することです。充実したコンテキストを把握してその情報を活用しなければ、プロモーションを効果的なものへと昇華できません。
弊社ではマーケターとリサーチャーが組み、顧客理解を深めビジネスインパクトのあるご提案をするコンサルティングサービスをご提供しております。
ご興味ある方は、ぜひお気軽にお問合せくださいませ。

10INC.は、定性リサーチャー/モデレーターが多数在籍し、MROCのプラットフォームも保有しており、定性調査に自信があります!さらに、事業会社出身者やグローバル経験の多いコンサルタントも多く、マルチカントリーで幅広く課題解決をしてきております。マーケティングリサーチの企画~実施だけでなく、マーケティング戦略立案、施策提案まで対応可能です。

貴社の課題を丁寧にヒアリングし、課題解決に向けて、ご提案させていただきます。ちょっとしたお悩みでも構いません、お気軽にご相談ください。


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