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口うるさく注意すると嫌われる

(書き下し文)
子(し)游(ゆう)曰(いわ)く、君(きみ)に事(つか)えて数〻(しばしば)すれば、斯(ここ)に辱(はずかし)めらる。朋友(ほうゆう)に数〻(しばしば)すれば、斯(ここ)に疏(うと)んぜらる。

(現代語訳)
子(し)游(ゆう)が言うよう、「君に事(つか)えるにあまりしつこくすると、軽(かろ)んじ侮(あなど)られることになる。友と交わるにあまりしつこくすると、うとまれきらわれる。」

(学び)
人間関係において強制力を働かせては厄介なことになりうる。
しつこくし過ぎず、そっけなさ過ぎず、中庸を意識する。
人間関係は水のように流動的でなければ健全とは言えない。
まさにそれはS極とN極だけではない複雑で多種多様な磁石のようなものであり、合う人もいれば合わない人もいます。
社会とは複雑さの上に成り立っているので、上記のような現象は世の理であると思っている。
人間関係においては水のようにしなやかで、人格形成においては寛大な磁石のようでありたい。

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