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「窓の会」創立~小さな新しい風になれば~

2023年6月1日。新しい俳句結社が創立します。坪内稔典先生の呼びかけに、旧船団の会のメンバーが中心となり、創設されました。

 小説の世界と違って、短詩系には、結社という枠組みがあります。結社には伝統系に多い師系を重んじるものと、同人誌的なものがあります。
「窓の会」は主宰の坪内稔典先生のアメーバblog「窓と窓」を中心とした同人誌的な結社誌です。

「窓と窓」のブログ中心ですが、年二回の結社誌の発行、句会、言葉カフェ、句会ライブを実施する予定で、既存の結社誌以上に俳句だけにとらわれず、「言葉」「言の葉」について、考え、論じ、わいわい楽しむ場所となりそうです。

わたし自身、俳句の発表場所としての結社誌もスキなのですが、やはり、みんなで少ない智恵をだしあって、俳句というものにとらわれず、多様化し、言葉について思考して、新しい結社誌をつくっていきたいと思いました。小さいけれど、おもしろいな、楽しいな、と思ってくれる人がいる結社誌が生まれればと思います。俳句のみならず、言葉の世界で広がり、繋がり、小さな、新しい風になれば。

 幸運にも、今回、その機会として、「窓の会」の創設に少し関わることができました。会計担当者(鶴濱氏)と金融に詳しい運営委員(花原氏)と坪内先生夫婦が、窓の会銀行口座開設に先立ち、会規を考えてくださいました。少し、案を抜粋してみますね。団体として事を起こすとき、少しづつ形を整えていく、なんかわくわくです。

窓の会 会規(案)
1, この会を窓の会(以下では会と呼ぶ)と称する。
2, この会は俳句を中心にした言葉による表現活動を展開する。
3, 会の事務所は坪内方に置く。
4、2項の目的に賛同し所定の会費を納めたものを常連(いわゆる同人)とする。
  会費は年額10、000円とし、毎年6月に納入する。途中入会の者も年額を払うこととする。会費の払い戻しはしない。
  会計は6月1日から翌年5月31日までを会計年度とし、監査と常連総会の承認を受ける。
5、常連総会は毎年7月に開催し、主宰以下の役員の選出、決算・予算の承認、会の活動にかかわる必要事項などを協議・決定する。
6、会には主宰と運営委員、監査を置く。主宰は会を代表し、運営委員は会務を担当する。監査は会計を監査する。
7、役員は常連総会で互選し、その任期は2年とする(再選を妨げない)。
    主宰(会を代表する)。
    運営委員(会の運営にあたる)
      総務1名 編集(数名)、企画(数名)、ネット(数名)、記録(1名)、会計(1名)、監査(2名)
      主宰は運営委員会を必要に応じて招集する。     
付則 1、本会規の変更は常連総会で行なう。
   2、本会規は2023年5月15日の設立常連総会の決議を経て同年    6月1日から発効する。
   3,本会の設立日を2023年6月1日とする。


 創刊号は9月に予定しています。一部1000円で販売もします。俳句の他、エッセイ、など言葉を多角的に思考し、流行をも取り入れ、埋もれているけど凄い俳人なども紹介していければ、と思っています。松山の創風社出版さんの力を借りて、結社誌として創刊されます。今から、どんな小さな風が起こるのか、どきどき、楽しみです。続報は折りにふれて紹介していければと思います。*画像は、家族旅行で訪れた熱海大観荘からみた日の出。

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