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現状維持は後退、成長は責務という覚悟

多くの法人・個人を問わず、ご支援をいただいている皆さまのおかげで、Bリーグ、クラブは成長しています。ありがとうございます。

2026年、B.革新のタイミングで想定していた以上のクラブが、B.プレミアに参入する可能性が出てきました。よって、昨年末18クラブの上限撤廃を決めましたし、更なる経営努力を引き出しています。ありがたいことです。

その結果、当初想定していたB.ワンのクラブ数が減る可能性があります。入場者数を2400人と設定していましたが、1500人の仮ライセンスを設定していましたので、このハードルをクリアして担保していこうと考えています。

B.革新の鍵を握るB.ワンを盛り上げるために、最大クラブ数を有するディビジョンにしたいと当初から決めていました。今回のB.改革の目玉は、B.プレミアのクラブを夢のアリーナと共に、競技的にも事業的にも徹底的に伸ばすこと。また、B.ワンを差別化して、全国的に盛り上げる。結果的に、未来永劫、このディビジョンでも良しと思っていただくくらいに魅力的になること。加えて、上昇志向の高いクラブがプレミアを目指すことが可能なマーケットにするということでした。

これが、B.ワンが目指すべき世界観です。今シーズン、来シーズンでひとつでも多くのクラブにたどり着いていただきたい。そのためのサポートをリーグは惜しみません。結果に繋がると、今度はB.ネクストが当初よりかなりクラブ数が少ないディビジョンになることも予想されています。しかし、むしろそれを望んでいます。

何よりも優先すべきは、B.ワンをいかに盛り上げるか。理想は初年度からB.ネクストクラブゼロです。いずれにしても2030年までB.ワンとB.ネクストの統合を目指していますが、前倒ししたいです。

辿り着かなかった場合は、B.ネクストに所属するクラブを数年にわたりリーグが徹底的にサポートし、上昇できるよう並走したいと思います。大切なことは、Bリーグ全体の価値を上げること。ファンの皆さまに喜んでいただき、パートナーの皆さまにご支援の価値を得ていただき、地域、自治体の皆さまにもこの地にこのクラブがあることが必要不可欠であると感じていただくこと…

また、リーグ、クラブの仲間たちとともに成長していくには、リーグはもちろんのこと、どのクラブも成長することが不可欠です。絶対に成長して、国内外、地域での存在価値を高めるという強い意志と行動が必要です。B.ワンは、地域格差などなく、どこにもチャンスがあるという設計にしています。ファンのため、パートナーのため、地域のため、クラブのためにも、Bリーグの発展のためにも成長することは、責務だと思います。

スタッフの働く環境改善、ペースアップ、選手たちの練習環境改善、年俸アップ、ご支援いただいている皆さまへの恩返し…全ては成長なくして実現しません。現状維持は後退、成長は責務であるという覚悟をもって、ともに頑張りましょう。

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