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「みんなで投資、みんなで育てて、みんなで享受しようというのが、スポーツクラブを応援するサスティナブルな地域創生のエコシステム」

仙台でのイベントでお話した以下のことが、クラブ経営におけるスポーツビジネスの要諦かなと思っています。
「みんなで投資、みんなで育てて、みんなで享受しようというのが、スポーツクラブを応援するサスティナブルな地域創生のエコシステム」

地域において、クラブは支援をお願いして、活動して、また支援をお願いして、活動を継続していきます。勝ったり、負けたり、ファンが増えたり、減ったり、地元企業の支援が高まったり、下がったりしながら何とか存続していきます。

その支援をお願いし続けていくには、大義名分や応援する先に何があるのかを示すことが必要ではないかと思っています。これが、みんなで投資、みんなで育てて、みんなで享受…という考えになります。享受が大切です。

宿泊・飲食・公共交通機関・観光などの収入、クラブの事業拡大による経済効果、シビックプライド、地域の盛り上がり、子供たちへの好影響などの社会価値の創出などクラブが存在するだけで一定数あります。クラブが成長して、規模が大きくなったり、影響力が増すと地域へのシャワー効果も更に大きくなります。

大きな投資、大きくなるように育てていくと、享受出来る価値も大きくなります。地域の意志により、どのレベルの恩恵を期待するかを決めて目標を設定する。身の丈に合う方針もあります。ストレッチするのもあります。このあたりを地域の皆様とクラブと目線を合わせながら進めていくことが大切です。


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