食べることが楽しくて。

2月に次女を出産してから、食べ物に気を付けるようになった。

きっかけは、若林理砂さんという、鍼灸師の方の本を読んだから。
『女性のカラダとココロの不調を治す44の養生訓』。

私はとにかく気分屋で、天気が悪くなるとどーんと鬱状態に傾くことが多かった。長女は魔の2才児真っ只中で、思うように家事育児ができないと、本当に死にたくなった。いや実際できなかったけど。
死ぬほど辛かった。

そんなときに読んだのがこれ。
二人目生まれて、ますます鬱傾向に傾いたり、気分で子どもに当たり散らしてはまずい!と思って。

私にはとてもよかった。
普通のことに気を付ければいいんだー、って。

長女を生んだ産婦人科が、母乳育児を激推奨!で、赤ん坊のためにあなたは産まれてきたのよー!っていうとこで。それこそ食べ物にしても、炭水化物、肉魚、乳製品NGで野菜も国産無農薬でないと赤子がかわいそう……っていうところだった。共感できる人はいいんだろうけど、私は無理であっというまにボロボロかさかさにやつれてしまった。

若林先生は、絶対こうしなさい!とか、絶対これはだめ!っていう言い方しないからいいなぁ、って思う。地味に頑張りましょう、続けましょう、っていうのが嬉しい。

たまにお菓子や炭水化物をばか食いしちゃうときもあるけれど、「いいんだ、ちゃんと次調整すれば」と思うようになった。

自分のために野菜やたんぱく質を用意して、しっかり食べるようにしたら、食事や料理が楽しくて仕方なくなった。食べることが幸せになった。

そして産後、体型もいいかんじになってきている。
歩いて姿勢を正しくゆっくり呼吸。これってすごい効果がある。

体重は一進一退だけど、むくんだりもするのでね。どうしても。これは気長にやります。

そして何が嬉しいって、気分屋なのが落ち着いてきたこと!
毎日そこそこ動けて、ぼちぼち幸せを感じられている。
気圧がおかしくなると、イライラしやすくなったりするけど。何とか対処したり、乗りこなせるようになってきている。

人生変わったと言っても過言ではない!

いやー、30代前半でこの本、そして若林先生に出会えてよかった。

食べることが楽しくなった私は、次はおしゃれな食器に手を出したくて仕方ない。
やりたいことやテンション上がることって、いくらでもあるのね。

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