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【幸福感】日本人の幸福感と自尊感情の関係性について

順天堂大学のある生徒の方の卒論のまとめから思考したこと。

この研究で興味深かったことは
『他人との比較』に関する点でした。

一般論では、『他人と比べること』は幸福度を低下させるというもの。

条件付きではあるものの、それを肯定しない結果が出ていたのは興味深い。

ということは、単純に「他人と比べない」ことを推奨するのではなく、「比べ方」に注意をしたり、「比べた後」のマインドセットや目標設定に気をつければ他人と比較することは良いかもしれないと考えさせられる結果だった。

比べ方には注意が必要という点では、上と比べるのか下と比べるのか。

→これらの方法による差が出なかったと記載があったが、自分の感情がポジティブになるような比較であることは良いことであると感じている。

そして、比べた時に、嫉妬するのか、諦めるのか、など感情の落とし所。

→ポジティブな気持ちを持てる比較であれば、幸福感も自尊感情も高まるのではないかと感じた。

研究対象が大学4年生109名ということで、もう少し幅広い年代での研究結果が求められる。また他人と比較した時に、差が出なかったという点で研究のデザインが適切だったのかどうか素人には判断ができない。


自尊感情を高める習慣をもてば、幸福感も高まるということ。
日々の習慣、努力で自分を褒めるクセをつけていきましょう。

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