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花柄のトイレットペーパーを買うべきか?【深そうなことを言う選手権】

ドラッグストアのトイレットペーパー売り場で、柄にもなく迷ってしまったのだった。

仕事の帰りに買い物。入口に近い方から順に、買い物メモの通り、まずは常備薬の風邪薬(パブロンのジェネリック品)、GUMデンタルフロス(ワックス付きふくらむタイプ)、コンディショナー詰め替え、と来て、最後に重たくてかさばるトイレットペーパーをささっとピックアップしてレジへ、のはずだったが。

トイレットペーパーの選択肢としては、①メーカー品かPB(プライベートブランド)品か、②シングルかダブルか、③普通のか二倍巻きか、のざっくり2択✕3、と認識している。

基本、PB品のダブル、二倍巻きを購入しているので、迷うことはない。が、昨日はそのほかに、【花柄】の、見かけないブランドのトイレットペーパーが並んでいた。

外包装が半透明で雑貨のような雰囲気があり、やさしいピンクを基調とした控えめな花柄で、香り付き。
なんかオシャレっぽい…年末で、子供たちも帰省するし…ちょっと良いんじゃない…?という、心の囁き。に、わたしは負けませんでした。いつもの方針で、Sセレクト、エルモアのダブル二倍巻きを買ったわよ。

べつに、スティーブ・ジョブズを信奉しているわけじやないけれど、消耗品の買い物に判断力を使うことはないと思っている。ほぼ決めたものしか買わないのだが…

この心の迷いは何なの?と我が家の主夫に聞いたら、あー、それは主夫(主婦)あるあるだよ。とのこと。

たとえば、なぜ、あんなに次々といろんな香りの洗剤とか柔軟剤が発売されるのか?それは、家事という、日々のおなじ仕事の繰り返しに、少し、楽しみや変化をもたらしてくれるからだと。
それに、もしトイレットペーパーを花柄に変えたら、おそらく家族にも「変えた?」と分かってもらえるという楽しみもある。

なるほどねー。夫の心、妻知らず。柔軟剤の香りがしょっちゅう変わるとは思っていましたわ。

つまりアレは、最近のわたしの生活がマンネリ化しているというサインだったわけか。
たまには花柄もいいかもね。人生のスパイスが、花柄のトイレットペーパーというのも平和すぎるけれど。

※画像生成に使用したワード「ドラッグストアで買い物をする女性と、花」

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