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圧倒的な存在感と余韻漂う「花様年華」

私の美しさの基準はこの映画です
と、断言できます


私のキャラクターはさておき、私の根幹に鎮座しています

そのくらいこの映画を観た時の衝撃が大きすぎて、公開当時映画館で特大ポスターを買って帰り、今も大切に部屋に飾り続けています

4Kリマスター版が上映している
と知っていたのに何故かスルーしていて、ハタと気がついた頃には「ほとんど上映終了している…」

やっと観てきました

久しぶりにみる作品は、これまた新鮮で
何より2000年当時はひどく大人の美しい作品だと思っていたけれど、その当時から歳を取らない出演者を見て「若い、そしてなんて可愛い」
これは私が年齢を重ねた結果なのだけれど…

何より作品全体がさらに、さらに美しい余韻を漂わせていて、やはり大画面で作品にのみ集中する時間を作ってよかった
と心底感じました

こんなにも美しい映画と同じくらいの作品に、生きている間にどのくらい出会えるのかしら
こんなにも素晴らしい作品を生み出せるような芸術家は今後現れるのかしら

そして、ウォンカーウァイ監督がこの作品を超えるような作品をいつか作ってくれるのだろうか

長い間、淡く期待しながら待っています

今回リマスター作品に含まれなかった、短編映画
「若き仕立て屋の恋」
も甲乙つけ難いほど素晴らしい作品なので、久しぶりに自宅で楽しもうと思います

やはり映画は映画館で

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