敬遠

ネットとかテレビとか、最近見ていて腹の立つことが多い
この前やってたのが日本の物価が他の先進国と比べて安い
もっと自信を持って自分のところの商品を値上げするべきだ
なんて話を経済評論家がしていた
呆れ返った
まず、海外と真っ先に比べなきゃいけないのは賃金の方でしょう
実質賃金がどれだけ上がってないか
そこを飛ばしてモノの値段を上げろだなんて

温暖化の問題だってそうだ
今この猛暑だからいろんな番組で連日取り上げられているが
もし次のアメリカの大統領選挙で
トランプかトランプに近い共和党の大統領になったら
また、「温暖化なんてフェイクニュースだ」と言い出すに決まっている
その時に毅然として反論ができるのか

で、もうひとつ腹の立つことがあります
敬遠です
打者大谷翔平が勝負してもらえず、フォアボールで歩かされています
随分前のふたつとは話の内容が違って恐縮ですが
プロスポーツはお金を払って見に来てくれるお客さんあってのものですから
勝負を避けるなんてことは本来やってはイケないはずです
それでもルール上は問題ないと考える人もいるでしょう
そこで、プロのスポーツとしてエンターテイメントとして望ましい
理想の敬遠の姿を考えてみました

試合は相手チームがエンゼルスを2点リードし
9回裏ツーアウトランナー無しまできていて
ここで、あえてエンゼルスのバッターを二人敬遠します
そして次の打者大谷翔平と勝負
もちろん、ホームランが出れば逆転サヨナラ負けです
ムチャクチャなことを言ってると思われるかもしれませんが
大谷は現在3割のバッター
10回打席に立ってヒットが出るのはわずか3回
7回はアウトなんです
ホームランとなればもっと確率は低くなる
勝負していいんじゃないでしょうか
若いピッチャーなら
こんなピンチで大谷を押さえることができたら自信になるだろうし
打たれたって監督の責任なんだから

それに何より
観客は大喜びのはずです


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