見出し画像

今年こそアウトプット頑張りたいですという人向けの課題図書

年が変わると心機一転、新たな目標を立てたり様々な事に挑戦したくなったりしますよね。

中でもよく見聞きするのが”今年こそSNSを頑張る”とか、”今年こそいっぱいアウトプットする”というような内容で、私自身も2021年はより一層、発信に力を入れていきたいなと思っています。

そこで、今回のテーマは”アウトプット”!

今年こそアウトプットを頑張りたいという人向けの課題図書を4冊、まとめてみました。
何から始めよう…と悩んでいる方の参考になったら幸いです!

1.”アウトプットとは何ぞや?”というところから理解が深まる【アウトプット大全】

たくさん本を読んだり、いろんなセミナーに参加したり、めちゃくちゃ勉強したりと、かなり「インプット」しても、それが全然身になってない…というような経験がある方もいるのではないでしょうか・
この【アウトプット大全】は、「日本一アウトプットをしている精神科医」である著者 樺沢紫苑先生がご自身の経験や脳の仕組みをもとに有効的なアウトプットの方法を教えてくれているベストセラー作品。

大全と呼ぶにふさわしく、かなり内容たっぷり&必要なことがわかりやすく図解付きでまとめられているので自分の傾向に合わせて苦手を補うように逆引きしながらアウトプットの理解をすすめるのに適した一冊だと思います。

10冊本を読んで0アウトプットと、1冊本を読んで1アウトプットだったら、後者の方が圧倒的に学びと成長があるというようなことがこのアウトプット大全にも書いてあって、そりゃそうだと感じるものの
そういうことって実は実生活だとできてなかったりするんですよね。

「アウトプット」の方法を間違えていると、せっかくインプットしても自己成長にはつながらずもったいないということを考えさせられる辞典のような本で、仕事や実生活でもかなり役立つおすすめです。ちなみにインプット大全も発売されていてそちらもおもしろいです。

アウトプット大全


インプット大全

2.「書く」について改めて考えさせられる【読みたいことを、書けばいい。】

こちらも2019年に発売されてからロングセラーの大ヒットしている一冊、田中泰延 さんによる【読みたいことを、書けばいい。】

タイトルの通り、一貫して「自分のために書く」ということについて書かれた一冊。

名言はたくさんあるのですが
・文書と文章は違う
・随筆とは「事象と心象が交わるところに生まれる文章」
・自分の内面を語る人はつまらない
・貨幣と言語は同じもの
・・・などなど、なるほどと思わせられる田中さんならではの文章論が盛りだくさん。
しかしながら全く堅苦しい語り口ではなくとにかくユーモア満載で良い意味でたくさんふざけられているのですごく楽しくあっという間に読むことができます。

読みたいことを書くって当たり前のようで1番難しくて、本質を捉えずそんなことをしたらただの自己満足ができあがってしまうけど、他人のことを考えないという意味ではなく、自分本位に書くということの正しさを知れるとコンテンツ制作において目的を失ったり過度なプレッシャー抱えてる人はだいぶ楽になれそうだなと思ったので、誰に向けて何をアウトプットしたらいいのかに悩んでいる方に特におすすめしたい本です。

読みたいことを、書けばいい。

3.書くのが苦手→楽しいに変わる!【書くのがしんどい】

ヒット連発の編集者として大活躍中の竹村 俊助さんによる【書くのがしんどい】は、書くこと自体にコンプレックスがある人、タイトル通り”しんどいしできればやりたくない…”と思っている方にこそ読んでほしい一冊。

編集者として10年以上、文章に向き合ってきた竹村さんがその経験から見つけた”書くのがしんどくなる”5つの原因をもとに”書くのが楽しくなる”ようになるティップスを余すことなく紹介。
書けない=スキルの問題 と思い込みがちですが、そうではなく”メンタル”が大事であるということに加え、しっかり苦手意識を克服するためのハウツーや発見が詰め込まれているので、本当に読み終えたときには書くことへの意識が変わる本だと思います。
文章はもちろん仕事のメールやレポート、PR、そしてTwitterなどのSNS運用にも役立つ内容満載です。

ちなみに、竹村さんの著書はもちろん、noteやTwitterもとても勉強になる内容が多く私もいつも参考にさせていただいています…
ほんとにわかりやすく参考になる文章が多く、大変勉強になります。

4.好きの力×文章で価値が最大化! 【好きなものを「推す」だけ。共感される文章術】

ゲームジャーナリストとして活躍するJiniさんによる「推す」をテーマに、好きなものを推すための共感される文章術についてまとめられた一冊。もともとご自身が本当に好きだったゲームの発信を続けることでそのブログが世の中に広く認知されるようになり、それが仕事になったというJiniさんだからこそ、説得力のある内容でした。

私自身、発信するうえで、その発信内容の根底には”好き”がないとなかなか続かないと思っているタイプなため、【好きなものを「推す」だけ。共感される文章術】で書かれていた内容には共感する部分がすごく多かったです。


”好きなモノ、コト、ヒトについて、「どこがどう素晴らしいのか」を上手く言葉化できる人は、人生のあらゆる面で成功することができます”と本書でも語られている通り、この能力は自分のSNSなどでの発信だけではなくプレゼンやPR、交渉、面接などでも大きな力を発揮してくれるはず!どんな方でも知っておいて損はありません。

後半では具体的にどのように物事を推したらいいのか、実例付きで紹介されていて、実際に文章をまとめる時の参考にもなり、再現性もかなり高いのでSNSでの発信にもめちゃくちゃ役立つ内容だなと思いました。

アウトプット能力は、必ずしも外向けに発信する時だけに限って使える力ではなく、人とのコミュニケーションや仕事面でもとても必要になる能力だと私は考えています。

SNSをやっているとか、書くことに関わる職業かどうかは関係なく、日常のシーンでも役に立ち、今回紹介した4冊にはたくさんの気づきがあると思うので、ぜひ参考にしてもらえたらうれしいです。


▼SNSを頑張りたい方向けにまとめた過去の記事はこちら

***
Twitter、Instagramも毎日更新しています 👉
よければフォローしてねねねねね

Twitter 
https://twitter.com/yucafe_e

Instagram 
https://www.instagram.com/123kirin/https://www.instagram.com/123kirinhondana/ (読書アカウント)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?