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人生戦略を考えるならこの本

芹澤です、今月も15冊くらい読み切ったのですが、ここ最近読んだ本で面白くて尚且つ人生について戦略を持った方がいいなと考えさせられる本に出会いました

こちらです↓↓↓↓↓↓↓↓

LIFE SHIFT(ライフシフト)

今回この本を読み終わったのですが、これからの世の中を予期している本かなと思わされる本です。

特に僕と同じように20代の人は読んでおいて損はない本ですね。

人生は複数のキャリアを生きる時代になった

この本では3人の登場人物が出てきます。おじいちゃん世代、お父さん世代、僕らの世代の人生のサンプルが挙げられています。

おじいちゃん世代の時

彼らは今70歳や80歳、場合によっては他界しています。彼らの時代は体験することは

教育→会社員(約40年)→引退(老後)

この3つのステージで生きることになる。おじいちゃん世代は色々な面でラッキーである。全ての仕組みがうまく動作しているからである。

彼らは平均勤労期間は42年、引退期間は8年である。老後のための蓄えは5年で1年分貯めていけば良い。さらにこのころは政府や企業からの支援が充実していたため、ゆっくり時間をかけて貯金をすることができた。毎年4.3%の貯蓄をしていけば希望する貯金額を貯めることができるからである。

お父さん世代の時

この世代あたりから雲行きが怪しくなっていく。年金が支給されないor支給が送らされるようになるからだ。長寿国が直面してる問題として出生率が低下しているにも拘らず、平均寿命が延びているところだ。

豊かな国の大半は年金の仕組みを賦課方式を採用している。

長寿と出生率低下の影響により、労働者が減ってしまう一方で引退者の割合が増えていってしまう。年金の徴収できる人の割合は減ってしまうのに支出は膨らんでいくのだ。

お父さん世代の人生は3ステージでは事足りない

もしお父さん世代の人が65歳で定年退職をしたいと考えているとする。彼らの平均寿命は85歳である。引退生活は20年ほどあると予想される。

おじいちゃん世代の時は8年だったのだが、2倍以上も期間が増えてしまう。もし65歳で引退するなら、所得の18%を貯蓄しておかないと引退期間を耐えることができない。

おじいちゃん世代と比べると、引退後の貯蓄を蓄えるのは遥かに難しい。なぜなら企業年金はあてにならないからだ。さらに、引退期間が長い代わりに蓄えられる期間が42年である。加えて、毎年18%ほど貯蓄するというのは現実的でない数字である。

イギリスのデーターがそれを裏付けている。2000年〜05年、最も貯蓄率の高かった50〜55歳の層ですら、所得の5.5%しか貯蓄していなかったのである。

大半は引退を先送りにしていく

引退期間を遅らせるのは戦略としては良いです。なぜなら、収入が入ってくるし、貯蓄を作ることができるからです。

3ステージを望んでいた人からすれば悲惨な引退生活になる

65歳、もしくは70歳で引退を望んでいた人たちは悲惨なことになる。今の日本の状況だと、40代後半の会社員の人たちは現在リストラの対象になっている。会社からは人件費削減をしたい対象になっている。

彼らのスキルや知識は時代に遅れつつあるからだ。AIでまかなえるスキルであったり、もはや価値のないスキルであったりする。

彼らは年々収入は上がっているが、その対価に見合う価値がないと判断されれば早期退職やリストラを宣言されてしまう。

その後の人生は割と悲惨だ、独立することや転職もなかなか思うようにいかない。誰でもできる仕事に安い時給で働くことになるだろう。

僕ら(20代〜30代)はどう生きればいいのか

この本で提唱されている生き方は、

20代はエクスプローラー(探求者)として生きることをお勧めしている。私たちは100年生きると言われている。だから時間が他の世代に比べて多くある。さらに若々しく生きることができる。

エクスプローラーで期待することとしては、選択肢をいかに広げられることだ。色々な経験をすることでその先の人生に生かすことができる。

次のステージとしては、インディペンとプロデューサーが挙げられる

ちょっと長くなったので、続きは明日書きます。



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