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楽しさ3割でも価値はある!自費制作の冊子、ZINEを作りました。

初めましての方は初めまして!「とにかく週1、記事を出す」を目標に、がむしゃらに執筆しているみかん🍊です。

noteを書くかたわら、自費制作の冊子、ZINEを作っていたのですが、それがようやく完成しました。(トップ画像の左下、「Mの日記」がそれです。)

備忘録として、諸々の経緯を書き記したいと思います。


ZINE制作のきっかけは唐突に

職場で行ったスノボ合宿の帰りに、ZINEという存在を同僚の方に教えてもらいました。なんでも、スクールがあり、そこに通うらしい。。

「みかんちゃんもどうですか?」なんて言われて、二つ返事でOKしました。ちょうど、制作意欲があったというのが大きいです。

とはいえ私は絵も書けず、特に小説とかエッセイも書いていない。そして行き当たります。

「出すものがない!」と。

普通何かを発信、形にしたいからZINEを出すのに、出すものがないのにZINEを出そうとする変な人が現れました。

結果、出すものがなさすぎて自分の昔の日記を出すことになりました。過去の制作物(?)を出すスタイルですね。

とはいえ、作るからにはしっかりコンセプトから練り、「他人の日記を覗き見る感覚を楽しんでもらう」「日記をエンタメとして楽しんでもらう」という二本立ての目的のもと、制作に勤しみました。

壁一面がZINE!(ZINE専門店、MOUNT ZINEで撮影)

ZINE制作の苦しみ、とにかく印刷工程が大変!

とにかく、「大変」です。
コンセプト決めから、内容決め。でも本の作成とデザイン決め。紙を決めたり、印刷したり。

やっぱり一番は印刷の負担が大きかったですね。もともと、アイデアとか考えたり、試行錯誤は好きな方なので、間違えられない、一寸の狂いも許されないような作業は大の苦手。

のくせに、今回は「やったことないから〜」というふわふわした理由でオンライン入稿ではなく、自分で印刷・製本の修羅の道を選びました。

印刷はキンコーズ(存在すら今回初めて知った)でやったのですが、自分でデータ持ち込んだら自分で印刷するものだと勝手に思っており。でも実際は、紙を変えての印刷はパソコン貸し出し料も掛かり、しかもカラー印刷のみ!

「え!?モノクロだと思ってそれ用のデータにしてたのに!」
「パソコンの貸し出しって、いつからいつまでがカウントされるの?え!?今いくら!?」
「どんなものを人に印刷させてんだ、恥ずかしい、恥ずかしいよ。」

とか、初めてで予想外のことが多くてわかりやすく動揺していました。多分キンコーズの人も「この人大丈夫そうか?」って絶対思っていました。絶対。

動揺しつつ撮った、キンコーズ大宮の貸し出し文具

ちなみに、私は「紙の種類が豊富らしい」「印刷代が節約になるらしい」と、後述するZINEスクールの先生の助言で、A4に印刷したのものを切って、中央で折りA6冊子しようと思っていました。

心がワタワタしていたので確認もろくにせず家に帰った私。
さあて、と半分に切ってみると…

「中央がズレている!!」
「微妙に縦幅がちょっと短かったり長かったりする!!」
「冊子よく見たらガタガタやぞ!!」


となりました。

しかも不格好状態になるのはわかっていても、もう後戻りはできません。切るのはやらなければなりません。

一枚ずつ、紙を机に置いて、金属の定規をまっすぐに置きカッターでスーっ、カッターでスーっを繰り返していました。
定規を抑える手は、ズレないようにと力が籠って、紙にめり込んでいました。感覚ですが。

そうして出来たのは、過去の自分の日記集。なんやこれ。何作ってんねん。セルフでツッコミしながらなんとか作り終え、本日納品してきました。

ZINE制作の楽しみ、やっぱりモノづくりっていいよね

と、これまで散々な言いようをしていたのですが、初めての製本作り。達成感はひとしおでした。特に、透明な袋に一個一個詰め込んでいる時が、なんか「作った!」感が強くてよかったです。

でも、やはりモノづくりって、楽しい3割大変7割だよなって改めて思いました。大変なことの方がめちゃくちゃ多いけど、でも最後出来上がったものをみれば「あぁ、やってよかった」となる。

この経験は、モノづくりならではの体験だし、ZINE制作、やってよかったなって思っています。

「Mの日記」冒頭の紹介文章

ZINEスクールの楽しみ、共に頑張る仲間がいる!

今回は、MOUNT ZINEさんという、東京世田谷にある大変珍しいZINE専門店が開催するスクールに参加して、ZINEを作りました。

このスクールがなかったら、確実に完成はしていなかった・・・と心から思います。全4回、隔週の授業ですが、自分の成果物に対してのフィードバックや、ZINEの作り方などのレクチャー、相談などに乗っていただき、なんとかやり遂げられました。

はじめてのZINE作りだったので、仲間がいることは大きな支えになりました。同僚の方と一緒に参加していたので、毎回クラスの後に世田谷の美味しいご飯を食べて帰っていたのも、一つ継続の秘訣だったなと思います笑

最後、感想を言い合っている時、すごくいい言葉がたくさん出てたので紹介します。

「みんな天才!豊かになった」
「ディスカッションが楽しかった」
「刺激を受けて、世界が広がった」
「面倒臭がらず工程をこなしたことで、より良いものになった!」
「人とディスカッションとか出来るのかな?って思ってたけど、皆さん優しくてできた」
「皆のZINEを一刻も早く買いたいです」
「1回目で構想していたものと、全く違うものが出来上がった」
「作って楽しい、出来上がって嬉しい昔の気持ちを思い出せた」

4/6(土)最後のクラスでの皆さんの言葉

先生が仰っていたのは「販売するここからがZINEの楽しさでもあるよ!」とのこと。私の日記、誰か1人にでも笑ってもらえますように!

みんなで撮影会しました

ZINEは5/1(水)から、MOUNT ZINEさんのリアル店舗・オンラインストアで販売されます!ぜひぜひチェックしてみてください。大量のZINEが並んでるお店、とてもカラフルで素敵です。

来週土曜のnote予告

来週土曜は、記事が(少しは)溜まってきたので偏愛マップとか作れたらなぁと思っています。いつも通り20時ごろ公開予定です。
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