Suigoya Ongaku Memo1(2021/1/2)

こんにちは。スイゴヤです。2021年になりました。新年2日目。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今回から気が向いたときに備忘録的な記事を書いていきたいです。選曲してそれについての所感を述べていこうと思います。

年末年始でたくさん曲を聴いたので今回はそれらについて書いていきます。

それではよろしくお願いします。

1.GRAE - Permanent Maniac (Official Video)

GRAEはカナダはトロントのマルチインストゥルメンタリスト。2020年10月リリースのEPから1曲目のMV。DIYインディーというApple Musicのプレイリストで最近知りました。80s的なロマンスやネオサイケ感をパーソナルに落とし込みベッドルームでDIY的な手法で自分1人で作り上げてしまう。そのような現在の音楽の形を現しているような気がしてよくわからない感情ながらその楽曲のよさにグッときました。いい曲。

2.NewDad - I Don't Recognise You (Music Video)

UKはアイルランドのゴールウェーという都市を拠点にする4人組オルタナティブバンド。ゴールウェーという街は初めて知りました。検索したらアイルランド島の最西端でしたよ。Bandcampのページを見てたら数曲upされてるくらいで新しいバンドみたいですね。その中でこの曲はUSの90年代のオルタナティブな肌感覚なのですけどナイーブでパーソナルな感覚を受けます。サビがあったりして歌ものとしてもいい曲ですね。

3.Expensive Magnets - "Love's Refrain"

Genevieve ArtadiとPedro Martinsのデュオ。曲がいいと思って聴いたデュオですけど経歴を調べたらGenevieve ArtadiはKNOWERのフロントのひとでした。Louis Coleとのユニットですね。そしてPedro Martinsはブラジルの若きギタリストでVOXというアルバムをリリースして評判らしいです。名前のある2人が作る曲はポップでオールディーズの曲を聴いてるような感傷を得られてとてもいいです!MVはそれぞれ弾いてる映像を編集してて興味深い。

4.Hether - Sex Wax (Official Audio)

USはサンディエゴの詳細不明な新しいユニット?聴いたら曲がとてもいいですね!サンシャインポップで跳ねたリズムにやや陰りのある歌声とメロディの感じがとてもグッときます。上記のExpensive Magnetsにも通じるポップ感覚ですね。他の曲も聴いたらよかったので追ってみます。詳細はそのうち出てくるでしょう。埋もれないよさです。

5.chemical club - blood on the pavement

USはニューメキシコ州のTruth or Consequencesという街の2人組ユニット。1曲目のGRAEの曲もそうですけど80年代のロマンスやネオサイケを彷彿とさせる曲ですね。重ねて書きますけどこういう楽曲を楽器とPCとちょっとした細工で仕上げてしまうことが出来ていい時代になったなと思います。ただそれだけではダメで曲のメロディがいいって言うのが何より肝心なことなのでそれが出来てて素晴らしいなと思います。

6.Amy Ayanda- Young (Lyric Video)

南アフリカはケープタウンの方です。2020年リリースのYoung - EPのなかからYoungのリリックビデオ。IndieとR&BとかIndieと他の何かの要素が合体して折衷される感じは近頃よく見受けられる傾向ですけどこのAmy AyandaのYoung EPは理想的な折衷型だなと思いました。ClairoとかDirty ProjectorsとかFrankie CosmosとかIndie寄りの感覚を持って他のジャンルの音楽も貪欲に吸収して楽曲に詰め込むあたりが素晴らしいです。

7.Robbie & Mona - Wallpaper (Official Video)

UKはブリストルの2人組ユニット。両者Pet Shimmersのメンバーでカップルみたいです。2021年にアルバムがリリースされるようでそのなかにも収録のWallpaperという曲です。自身をグリッチポップと称してるようですね。音数が少なく音色には冷たい感覚を受けるんですけど途中でパッと花が咲くように温かみが出てくる瞬間がありおぉ!カッコいいとなる曲です。



8.Puma Blue - Opiate (Official Video)

UKはロンドンのひとです。IndieとR&Bを折衷した感じは最近よく見受けられるという話をしました。この方はその中で2021年の大本命をArlo Parksと二分してるような方ですね。そう勝手に思ってます。たぶん音楽好き界隈の世間的にもそうだと思います。それにしてもトラックがとてもいいですね。冷たさと温かさが同居してる感じが。もう波は来てるみたいですけどアルバムがとても楽しみです。

9.Lava La Rue - Angel ft. Deb Never (Official Video)

こちらもロンドンを拠点とするラッパー。また音楽の折衷の話になります。この曲はかなり色んなリスニング感覚を得ますね。シンセポップ調で始まったと思えばラップが始まったりダンス調になったりソウルっぽくなったり。最近は本当にクロスオーバーが極まっていますね。そういう傾向のなかでリスナーとしてある特定のジャンルのタイプの音楽が苦手で聴かないとかは結構もったいないことだなと思いました。自分はヒップホップやR&Bは大の苦手なんですけどこのLava La Rueを聴いたらカッコいいとなりました。苦手なジャンルを聴いてみたくさせるくらいにはカッコいいです。

10.Omar Apollo - The Two of Us (Official Audio)

USはインディアナ出身のSSW。来日もしているようです。この曲が収録されている2020年リリースのアルバムApolonioが聴いたらよかったので最後に貼っておきます。やっぱり全体を通して様々な要素が折衷されていてすごく新世代感を感じました。そしてその中でもギターがずっと鳴っているのでバンド文脈の音楽が好きな自分としてもかなりグッときました。この曲もとても素晴らしいです。

以上10曲になります。

今回はDIYと音楽的な折衷を意識したようなプレイリストになっていますね。この1週間くらいでバンド文脈じゃない新しい音楽の形が様々に各所で展開されていることがわかりました。知らなかったー!っていう焦りと今後のもつながる楽しみ両方を得たので年末年始で色々と聴けてよかったです。

こんな感じでプレイリスト的に音楽を貼っていきそれについて所感を書いていくということを曲をたくさん聴いて気が向いたときにやりますので今後もよろしくお願いします。

2021年もいい感じの音楽をたくさん聴けるような良い1年になることを祈っております。

それではー。

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