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#5 「なくなる仕事」と「生まれる仕事」を考えてみる

雑誌#BRUTUSをよく購読している。
10月号では「リスキリング」(Re-skilling)、つまりスキルの再習得について興味深い記事が出ていた。
 
「2027年までに縮小していく仕事」の中にこんな仕事は減少が激化だとか。
銀行員、訪問営業、会計士、議員、スーパーやコンビニの店員、社長秘書、経理、工場作業員、事務、タクシー運転手…。
これらのデータは今年5月に出版された「世界経済フォーラム」を参考にされているので、確かな情報元と言える。
確かに、訪問営業は個人宅には結構面倒で、営業マンは辛さしかないし、
続かない。
Zoomがコロナ禍で当たり前になってしまった以上、本社に支社、営業所の担当者が集合した全体会議、その後の懇親会、ビジネスホテルに宿泊といったことも減少か?
だとしたら、JR(新幹線)や飛行機など交通機関や宿泊のホテルにも影響される。
コンビニは現金かカード支払いをセブンイレブンのように他コンビニでも、お客自らがするようになれば、激減だ。
経理も営業部門で計上すれば何人も経理部門に人は不要。
だとしたら、会社に配送、役員の運転手も不要になる。
どこの大学入試か忘れたが、試験内容は「車の無人運転が主流になると、街中の駐車場は不要になり、その不要になった駐車場の跡をどう使うか?といった」内容が出題されていた。
社長秘書も社長は面倒だが、自分のことは自分でしろ!となると秘書を抱えることもない。
こうなったら、世の中に何が残る仕事なのか?
私の仕事は英語講師だが、YouTubeや映像で、最近話題のチャットGPTで十分!と生徒に解釈される可能性もある。
どの仕事も、「こんなものいらない」って要素が出てくることにならないか?
だったら、「働くのを辞めたー!」という考えが主流になって当然だ。
「働くことの意義ってなに?」みたいな熱い、真面目な議論がまわりからスルーされる危険性さえも出てくる。

ところで、「生まれる仕事」って、”何が”重要なのだろう?
 


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