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〔29歳男性育休〕男性育休を取ってみて2カ月目終了。~違いが出てきた~

 昨日で育休を取って2カ月が経ちました。僕の中ではもう6ヵ月くらい時間が経った感覚ですが、時間の流れがゆっくりなので感じ方も遅いようです。育休を取って1カ月経った時とはまた”違った感覚”があるので、それを書きます。

 1つ目は『焦らなくなったこと』

育休を取り始めた頃は、”仕事をしない”ことに違和感があって、何もしない時間が耐えられなくて、教材研究をしたり、読書したり、筋トレしたりと何かをしていないとソワソワしていました。でも、今はそれに慣れてきて”何もしないっていう時間”を過ごすことができるようになりました。これって結構すごいことで、たぶん体験してみれば実感すると思いますが、多くの働く男性ができないんじゃないかと思います。仕事の合間の休日ではできるかもしれませんが、ずーっと休日の日々だと、逆にそれができないものです。人間って面白いですね。

 2つ目は『オキシトシンが出ている感じがする』

いわゆる愛情ホルモンってやつですが、男性は子育てを通じてはじめて出るそうです。女性は産んだ瞬間からオキシトシンがバンバン分泌されます。どんな変化があるかというと、息子の泣き声が愛おしく感じます。正直、最初はやっぱり緊急地震速報みたいに不快感というか危機感を感じていました。でも、今は可愛いに変わっています。子育て世代が周辺には多いですが、その子たちの泣き声を聞くのも、同じように『あ、こんな泣き方するんだなぁ~元気だなぁ』って感じるようになりました。

 男性で育休をどれくらい取るのがいいのか迷っているなら、やっぱり最低2カ月は取るのがいいと思います。欲を言えば、3ヵ月取って、2カ月で慣れて、残りの1カ月で楽しみながら、仕事復帰に向けて調整する感じが良いかなぁ~と思います。まあ、僕は6ヵ月取っているんですが(笑)

 3つ目は『人との繋がりをより大切に思うようになったこと』

 育休を取ると、家族といる時間が増えるのがいちばん良い点ですが、その一方で、今まで仕事を通じて繋がっていた人たちとはなかなか接する機会が減ります。今年はコロナもあるので、より減っています。仕事をしている時は、毎日が怒涛のように過ぎていくので『今、あの人はどうしているかな?』とか『ちょっと今日連絡して、近いうち会いに行こうかな』ってなりづらいです。家族との時間を大切に過ごしていると、それが癖になってきて、自然と他の人にも意識が向くようになりました。最近では、自分から色々な人に連絡を取って、近況を聞いたり、困っていることがあれば手伝ったりしてします。今までは、自分から連絡することはなくて、相手から連絡がきた時にどうするか決めていました。ちょっと変わりつつありますね。ゆるい繋がりを大切にしていけるかもしれないなぁ~と思っています。今後の自分の変化が楽しみです。

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