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60歳から考えはじめたこれからの暮らし【その前に・・・3】

数年前から60歳になったら「退職する」と決めていました。もったいないと何度も言われましたが、気持ち的にいったん区切りをつけたかったんですね。もちろん退職したらしたで面倒なこともいくつかありましたが、このことはこのあとに回します。
実は、退職することについては何年も前から職場で公言していたので、職場も承知だと思っていたんですね。人事的な話になった時にも、私は2022年の3月までだから・・・と考えていただいたり、私自身もアイディアを提案してみたりしていました。
なのになのに・・・退職から1年前の2021年の3月。「これからも続けられるように今制度をきちんとしようと考えてます」と言われ、「!!!私退職しますけど」と伝えておおごとに。
だって一番上の人にまでずっと伝えていたじゃん!というのが私の本音。
呼び出されて「コロナのせいで疲れちゃったの?」とか聞かれました。もちろんそれがないわけではないけど「いやあ、私全部で40年仕事してきたんで、いったん休みます。もちろんこれから悠々自適というわけではないので、仕事はするとは思いますが、とりあえず区切りをつけます」と伝えました。「だって、定年退職するって言っていたじゃないですか」と愚痴ってみたら「ええっ、冗談だと思っていた」って、何年も同じ冗談言うほどセンスなくないけど私、とは言いませんでしたがびっくり!
なんてこともありましたが結局は理解いただき、次の人たち中心の人事にし、私自身はサポートしつついろいろ伝えていく立場で1年過ごすことにはなったんですが・・・。
なかなか思い通りにならないことも多く、人を育てることの大変さを改めて感じた1年でもありました。
前回少しお伝えしたように、12月からは、本来抱えていた仕事プラス辞めてしまった人の分も抱えてしまったので、特に最後の4か月は、キーってなりながら仕事していたように思います。
辞めた人もおり、私も辞めるということで新人も採用していただいたのですが、引継ぎの日にちをもらえず、結局有休消化はせず3月末日で退職。本当は退職日をずらして有休もらうことも提案いただていたのですが、この日をずらすとまたずるずると・・・となりそうに思えてあえてお断りしました。
ということで、(引継ぎがきちんとできていない)心残りは残しつつ、3月末で退職させていただきました。

後々、「3月すごく疲れているように見えたけど」と、お彼岸にたまたま本家のお寺で会った親戚から言われ、あれっ周りからもそんな風に見えるくらい切羽詰まっていたのかしらとちょっと反省。余裕をもって生活しなくちゃねと思いました・・・とさ。

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