見出し画像

はじめての確定申告の練習してみた。【所得税】

個人で仕事をするようになって、確定申告をするために税金について勉強をし始めました。今回は所得税について勉強し、確定申告書に記入してみたので体験談を交えつつアウトプットしていきます。ということで、最後までご覧ください。



実はこんなに取られてる!?〜所得税を理解する〜

会社員の方が、収入から手取りまででどのくらい税金を納めているのかを解説。実は思ったよりも納めているんです…。

まず、どこにどのくらい納めているか。
国(国税)に5~45%。住民税として都道府県に4%、市区町村に6%。カンタンに全て所得税として考えると、15~55%納めています。
それに加えて、社会保険料が14.40%(内訳は、厚生年金9.15%、健康保険4.95%、雇用保険0.30%)。
こんなに納めているんです。国税が5~45%と幅があるのは後述します。

次に控除について。
控除と聞くと耳を塞ぎたくなりますが安心してください。カンタンに説明すると、税金を納める前に、「一定額払わなくていいよ!」と国が免除してくれるものです。
控除には大きく2種類あって、1つは給与所得控除。もう1つは所得控除です。
給与所得控除とは、会社からもらった給与に金額に応じて控除額が決まるものです。(下記の表を参照)

https://www.mmea.biz/3717/#anc8 から画像を引用。

もう1つの、所得控除とは個別の状況に応じて控除してもらえるものです。例えば、子供が生まれました。とか、寄付しました。とか病院に行きました。などにかかる費用は控除してもらえるのです。



年収から手取りまでの計算

実際に年収から手取りまで、どのように控除があったり、税金を納めたりするのでしょうか?下の早見表をみてイメージしてください!

・会社からもらう(年収
・そこから一律で免除してもらえる(給与所得控除
・免除後の金額(所得
・所得から個別に免除してもらえる(所得控除
・免除後の金額(課税所得額
・ここに所得税や社会保険がかかり、納めた後の金額が手取り。
となります!



国税(所得税)に5~45%の幅がある理由

なぜ、幅があるのか。それは累進課税というものがあるからです。累進課税とは先ほどやった課税所得額に応じて納める金額が変わります。

https://www.eurekapu.com/progressive-taxation から画像を引用。

上記の画像のように、課税所得額が増えると納める税金も増える仕組みになっています。なので、5~45%と幅があるのです。
例えば、年収1120万円の人の場合は、会社が120万ほど社会保険を負担。さらに自分で120万の社会保険を負担。そこから所得税、住民税が180万ほど引かれる。手元に700万残り、税金として420万円も納めているのです。



税金を少なくする方法はないの?

どんなに頑張って収入をあげても税金や出費で貯蓄する額は雀の涙ほど。そこで、正しく節税をしていく必要があります。

先ほどの例で見ると、何も対策をしないと貯金は100万程度。そこで正しく節税するには、税金のバケツと費用のバケツを入れ替えることです!↓

年収から手取りまでの計算で計算してみるとわかりますが、貯蓄額は4倍になります!これがいわゆる経費化です。
会社員の方でも(個人事業主としての)副業をすることで、税引き前に経費化をすることが誰でも可能です!



個人事業主の経費

個人事業主になったら、いかに経費化するかが大切です。ですが、気をつけるべきポイントがあります。会社と個人では経費と認められる場合が変わります。
会社の場合は、ある程度経費として認められますが、個人事業主の場合は“直接性”がないと経費として認められません。
例えば、経営者が不動産会社に挨拶に行った時に折菓子をもっていった場合。もちろんその折菓子の代金は経費として認められます。一方、個人事業主の場合は自分にお金を払ってくれるのは不動産会社ではなく入居者。つまり、不動産会社に折菓子を持っていっても直接性がありません。
なので、経費としては認められにくいのです。



個人事業主のメジャーな経費

そこで個人事業主はどんなモノなら経費として認められるのでしょうか?下記の4つがあります。

①PC、ネット代金
②家賃の按分分

→自宅の仕事場として使用している部分の割合分、家賃から経費化が可能。(証拠として写真を撮っておく必要がある。)
③同生計外の採用
→生計を共にしていない家族や友人に業務を委託し給料を払う。これも経費化可能。
④少額減価償却
→10万円以上30万以下の事業に必要なモノを購入した場合、そのモノは経費化可能。ただし、年間300万円まで。

以上が4つのメジャー経費となります!ちなみに、、、

会社員の方が個人事業主になると、青色申告特別控除というものがつきます。確定申告の時に一律65万円分控除されます!!



確定申告体験談

最後に確定申告の体験談を書きます!
確定申告は役所に行って確定申告書をもらう方法とオンラインで行う方法とがあります。僕はオンラインで行いました!

・国税庁確定申告作成コーナーで検索
・検索欄トップをクリック
・国税庁サイト内で作成開始

その後指示通りに進めていきます!自分の申告する内容を指示通りに選択していくだけである程度作成できます!僕はマイナンバーカードをもっているのでマイナポータルアプリをダウンロードしてe-Taxと連携して行いました。

細部までやらずに大まかに作成したのですが、1~2時間程度で申告書を作成できました!上記の年収から手取りまでの計算に書いた通りに自分の収入から計算していくだけなので、思っていたよりも難しくない!作成したらそのままオンラインで提出できるので、役所まで行く必要もなく便利でした!

はじめての確定申告(練習)だったので、わからない言葉があり混乱もしました。なので、練習しておいてよかったなと思います。わからなかった言葉についてはこれからもっと勉強していきたいです!

稼げるようになってから税金の勉強をするのではなく、先に勉強しておいた方が会社員の方でも年間で数十万円変わるんだということがわかったので、税金についてもっと勉強していきたいと思いました!



さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございました!
これからも勉強したことをアウトプットしていきます!
Instagramでは毎日1分で身になる知識を配信してます!わからない点があったらInstagramのDMへお待ちしています!






この記事が参加している募集

この経験に学べ

確定申告やってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?