未経験のものって、分からないので先入観や思い込みがあると、最近感じる事があった。

私は、中学生から陸上部で長距離を始めたので、短距離とは無縁だった。
体力テストの50m走も遅くて、短距離に苦手意識があった。

最近、短距離に触れる機会も多く、興味も強くなってきた。学ばせていただくチャンスもあり、少しずつ短距離の練習に参加している。

『たくさんの、驚き、発見』

未経験なものなので、本格的に練習してみると驚きがたくさんある。

まず、150mを8割ほどで走っていた時、走ってる時は呼吸はしんどくなかった。
しかし、走り終わったら、突然息ができないほど呼吸がしんどくなった。
走ってる時は無酸素運動なので、終わった瞬間に、いきなり呼吸がしんどくなる。

"無酸素運動" 頭では理解していたつもりだが、実際はこういう事なんだなと、初めて実感した。

『リズムを保つ』

短距離でも、今まで長距離をする中で聞き慣れた言葉が、耳から入ってきた。それは、前半のリズムを後半も落ちないように保つ、という事だった。
(長距離のリズムについてhttps://note.mu/1422yn/n/nfe87721ac593)

"長距離と同じ部分もあるんだ" それは、やってみて初めて分かった事だった。
同じ所を見つけられたことが、私にとって大きな発見だった。

『先入観、思い込み』

未経験のものは、必要以上に難しく考えたり、できないに決まってるという思い込みが、自分にあると気づいた。

今回の経験で言うと、短距離と長距離は違うものと思い過ぎていた。
共通する部分もたくさんあると思った。

そう思えた時、短距離が少し身近に感じられた。また、他の共通点もどんどん見つけられるようになった。

物事は、始めたばかりが一番楽しい時期でもあると、私は思う。
今、できなかったことが少しずつできるようになり、楽しい。その感覚は、まるで中学生の長距離を始めた頃のようだ。

短距離の練習で、もう一つ発見があった。

速く走ることに全神経を集中させて走る事が、すごく気持ち良く感じた。
日常の余計な事、悩み事、気になる事、全て忘れて、走る。

苦手で縁がないと思っていたものを、今は楽しい、面白い、と感じるなんて、昔の自分からは想像できない。

最近、昔の自分からは想像できない事が、ちょこちょこある。
これからも、そんな人生にしたいと思う。

その方が、絶対楽しい！面白い！と思う。

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