「医者の不養生」ということわざがある。
　人には立派なことを言っておきながら、自分では実行しないことを皮肉ったものだ。

　医者にかぎらず、その分野の専門家とされる人でも、自分のことになると情けない行動をしがちである。そのため、「医者の不養生」に類似したことわざは数多い。

　代表的なものとしては、
「紺屋の白袴」
「易者身の上知らず」
「髪結いの乱れ髪」
「坊主の不信心」
　などがある。

　･･･最近では、なんといっても、
「財務副大臣の税金滞納」
　の一択だろう。

　･･･学校でも、
「人権教育担当者のセクハラ、パワハラ」
　などがないように気をつけてもらいたいものだ。