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手放す

お餞別でいただいたハンドクリームの使い心地、とても気に入った。このハンドクリームを手にするたびに、柔らかい笑顔で、とんでもない仕事量をこなす彼女のことを思い出すんだろう。

これまでどれだけ「部屋を整理しよう」って言っても「これはまだ捨てたくない」とばかり言っていた家族が全員「もう○○も△△も捨てていいや」とか言い出して、急遽大掃除大会になった。

あまりにもがんばりすぎて、クタクタに疲れてしまい、夕食は買ってきたお弁当になった。でも下の娘と一緒にお風呂に入っているとき「今日は楽しかったよね」って話になって、まるでピクニックに行っていたような気持ちになった。本当に手放すときって、こういう感じが理想だなと思った。

次に進んでいこうとする感じが、娘ふたりの中にすごく育っているのがわかって、ちょっと安心した。私は、また何かを少し手放しつつあるのだと感じている。

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