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体をのばして、心をほぐす

風邪をひいた時に「治りかけの時に無理しないの」と言われたことはないだろうか。
もうだいじょうぶ、と思って動いてしまい、またしんどくなってしまう。

病気や怪我では、回復していこう、回復しつつあるぞ、という時こそ用心する必要がある。

心のダメージの回復も同じだけど、怪我より少し難しいところがあるかもしれない。
よくなりたいという気持ちが強いと、まだ癒えていない傷から目を逸らしてしまうことがあるのだ。
まだ心はカチンコチンのままなのに、それに慣れきっているので、ついつい これまで通りに無理をする。

傷ついたのだ、と気づくまでも時間がかかるが、大変なのは、その傷が思っている以上に大きいことが多いことだ。

つまり、癒すための時間をしっかりかける必要があるということ。
私は、かつて、しんどくなり過ぎた時、回復までに一か月以上はかかるかなと思っていたら、半年以上もかかったことがある。友人には、「その状況だと私なら、一年かかると思うようにする」って言われた。

回復し始めてから 初めて麻痺していた感覚が戻って、そこで痛みが感じられるようになるもの。

だから、辛かったなという時は、まず体を伸ばして、柔らかくして、感覚を取り戻すこと。
慌てずに。体と心は連動している。
体を労わることで、心をねぎらってあげることもできる。

ゆっくりね
慌てずにね

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