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架空あるいは実態のない存在となる

現代人らしからぬ、と友人にも怒られるのだがリアルタイムとソーシャルメディアが苦手だ。私にとっては返信を待つ、という時間やブランク状態こそがその人が存在することを確かめる行為なのだ。

もしリアルタイムで返信があるなら、私は待つことができない。もし待つ必要がないのであれば、私は誰と話しているのだろう?携帯越しに、瞬時に浮かび上がった言葉の送り主が突然、架空あるいは実態のないものとなる。

つまり返信が遅くても怒らないでね、ということなのだけど。

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