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ぽっちゃりした人しかいないという昨今よく目にする『分断』をいち早く取り入れた古のmix…

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ぽっちゃりした人しかいないという昨今よく目にする『分断』をいち早く取り入れた古のmixiと同じサイトデザインのSNSでぽっちゃりとか全く関係ない日記を13年間書いていました。

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    マモル

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チュートリアルを全スキップする悪い癖を咎められ続けた男の初めてのチュートリアル。

プロフィールにも書きましたが此方でも軽く説明するとぽっちゃりSNSという恐らく青森県大間町の人口と同じくらいのユーザーが集まり、その大半がぽっちゃりしているというSNSで他者との交流を殆どせずに日記をひたすら書く、という奇行を13年間(!)誰にやらされてるわけでもないのに続けていました。 文字にしてみても凄い所だなと思いますし何より自分のやっている事も年月も恐ろしいですね生殺与奪の権を他人に握られていないと説明つかないですよね。 そんな奇行を背中にグリグリと拳銃を押し付け

    • 日記23

      世の中は単純ではなくなっている。 複雑に絡み合う社会課題に置いていかれたくない、だから僕は本を読む。 僕には親友がいる。 産まれた病院も誕生日も好きな食べ物も身長も体力測定の結果も好きな季節も同じだった。 でも同じなのは高校までだった。 僕はフルブライト奨学生としてイェール大学へ、親友は3流の大学を3浪し5流の成績で卒業した。 帰国して久し振りに会った彼はまるで初めて出会う他人の様で髪色は赤色と黄色が混じり腰に届きそうな程の長髪に両手の全指に髑髏の指輪をしていた。 『その指輪

      • 日記22(高熱の時に見る夢編)

        浜辺にクジラが打ち上げられた。 この世界は何か起きたトピックスを消化しないといけないような気が強烈にしたので見に行く事にした。 【歩くより自転車を漕いだ方が目的地に早く着くよ】とは養成所で同期だった樋口くんが初めて作ったクソつまらんフリップネタだが、海岸まで徒歩5分のはずなのにどういう訳だか自転車を漕いでも一向につく気配がない。 当時の樋口くんが放った忘れられない言葉である『僕はラーメンズに憧れているんだぁ』に対して色々と思いを巡らせている内に気付いたら浜辺に到着していた

        • マモル5(プロ野球編)

          〜前回までのあらすじ〜 実は自分は主人公では無かったというメタ的なショックを受けたマモルは本作の主人公の抹殺を決意するも束の間、能力者バトル漫画であった本作はページを捲ると野球漫画に変わってしまう。戸惑いながらも鉄下駄履いたり河原の丸太をぶん殴って埋めたり自衛隊特殊部隊の多重人格者と戦ったりとめちゃくちゃ頑張ってドラ3で中日ドンゴランズに入団したマモルは247km/hの速球とマントルまで落ちるフォークボールを武器にベストファーザー賞以外のこの世のありとあらゆる賞と呼ばれるもの

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        チュートリアルを全スキップする悪い癖を咎められ続けた男の初めてのチュートリアル。

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        • マモル
          5本

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          日記21(世界のふしぎ編)

          カリブ海に位置するキュラソーの北西にある地図に載っていない小さな島ラワーユリッヒ島。 そこにはライアー族という少数部族がいる。 ライアー族は国連の『先住民の権利』に守られ今日も所謂非接触部族として文明との関わりを持たない生活を営んでいる。 なのでその島にはテレビもねえしラジオもねえし盗んだバイクも走ってねえしLAWSONだってないのでからあげクンも当然無い。 部族言語であるマンソンジュ語は印欧祖語をベースにしたものと考えられていてサンスクリット語に近しい部分もあるが何故

          日記21(世界のふしぎ編)

          日記20(自己紹介編)

          幼稚園からの幼馴染にここがバレてしまい、そいつ経由で繋がりのある友人知人皆に知れ渡ってしまった。 もう隠す必要もないので本当の自己紹介を書こうと思う。 俺の名前は天照健七郎14歳。 ひょんな事から皮膚呼吸の仕方を忘れてしまい死にかけていた所を後に師匠となる田中枇榔仁に助けてもらい今は師匠の家に修行のために居候していて町田という何故か神奈川県だと思われている東京なのに東京ではない哲学的な街に住んでいる。 先日師匠から『用が済んだら帰って欲しい人ってなーんだ?』となぞなぞを出

          日記20(自己紹介編)

          日記19

          2019/04/17 23:41 小林賢太郎を200倍に薄めて日替わりでおっさんの屁を毎朝5年間吸わせて不味いラーメンを『美味い!』と言えるまで食わせた、みたいな顔したサラリーマンときゃわゆいOLが職場からの帰路、家の目の前にある街灯の無い暗い道でいちゃついている。 最初見かけた時は手を繋いでる程度のいちゃつき具合でした。でもそこめちゃくちゃ暗いし何処へ向かうにしても遠回りになる道だから人気も少ないし見かける度にエスカレートしていっている。 最近は遭遇率95%でその道に入る

          日記19

          マモル4(仕事編)

          〜前回までのあらすじ〜 仕事術を忍術の派生系と勘違いしたマモルは伊賀の里を襲撃するも返り討ちにされてしまう。めちゃくちゃ泣きべそかきながら逃げ出すも追手はしつこく一対多の戦闘を強いられ疲弊していくマモルは遂に限界を迎え地面に落ちている五色米を眺め『テレタビーズが好きなのかい』とムッシュかまやつみたいな事をほざき倒れてしまった。気がつくと忍者に囲まれ手足を十字の大木に縛られていたマモルは『わしゃバイオ4の最初の村で焼かれる警官か!』と突っ込む余裕を見せるも内心は不動産、動産、貯

          マモル4(仕事編)

          日記18

          2018/06/12 23:11 両親が日々オクラの粘りを取る過酷な労働を強いられているとも露知らず今日も今日とて『まんがどうじゃない、まんがみち!』などと叫び散らし祖母から譲り受けたオーパーツを使い世界中のハリーポッターをヒエログリフ入門書に変える毎日。 ある日DVDを返しにGEOに向かう途中で空から女の子がゆっくり落ちて来るところを目撃。落ちきる前に親方を探さないと台詞が、などと宣い旅に出るも青春18切符の解釈で駅員と揉めに揉めたうえで何とか青春(見込み)18切符という

          日記17

          22/08/22 02:24 森で薪を炊き日日思い馳せるあれやこれやを宇宙規模まで飛躍させボイジャー目線まで引いてみる事により全てどうでも良いじゃんのマインドまで昇華させ昇天への渇望を満たすもそれを人は狂気の様だと吐き捨て喧騒へと歩みを進める (訳:お盆休みが遠い昔みたいに感じる)

          日記16

          2019/07/27 20:35 食っても食っても太らない、太りたい。 世の多くの女性陣の恨みを買った挙句に転売ヤーよろしくメルカリに出品され 『1000円安く出来ませんか?』 『目が不自由な妹の為に買った恨みです、鐚一文まけることは出来ませんし、貴方への恨みも上乗せして500円UPです』 などとオークション特有の心理戦を展開の後にプレ値で売られてしまう発言かもしれないけども食っても食っても太れなくて困っている。 ついこの間までは俺の体内には九尾が宿っていて大量のチ

          日記16

          日記15

          『運転手さん、ちょっくらロンダルキアまで!』 略してちょっくらロン 2019/07/28 23:34 めっちゃ端的に説明すると『mixiに移行する』ってのを1万字インタビュー級に長文で綴ったんだけど意図せずリロードしてしまい全部消えた。 自分の生い立ち、このサイトを使い始めたきっかけ、豚に乗って少年院を脱走しようとした時の話、フウリンカザンという愛馬の死を克服した時の話、惑星ベジータが破壊された時の辛い辛い過去、弟がいない!と町中隈無く探していたらそもそも自分には弟がいない

          日記15

          日記14

          凄い真面目という事。 ブライアンイーノがドゥワップ好きくらい意外に思うかもしれないけどとても真面目で道端にゴミが落ちていれば拾って違法駐輪しているチャリのカゴにぶち込むし迷子の子供がいたらとりあえずチャリのカゴにぶち込んでからお母さん探すし放置自転車が道を塞いでいたら違法駐輪しているチャリのカゴに上手い事回転させたりしてぶちこんでチャリンコタワーバトルするくらいには真面目。 とにかく金田一真面目でじっちゃんの名にかけてだなんてもし推理を間違えたらじっちゃんに迷惑かけるし顔

          日記13

          有史以来、人種による対立や支配、戦争や飢餓や疫病、様々な厄災に直面しては乗り越えてきた人類はその度新たな発見や発明をし発展していった。 養殖や品種改良を繰り返し人類にとって良い品質を突き詰めた結果、米は一粒で成人男性が1日に必要な栄養素を全て兼ね備えたパーフェクト米が生まれた。 養殖マグロは効率的なゲノム編集の末、産卵から一夜明けると松方マグロ級まで育つパーフェクト松方マグロという足が生えたマグロが誕生した。 食料問題が死語になりつつあり世界規模で飽食の時代を迎えた人類は次

          日記13

          日記12(焼きそば)

          ーーー先の参議院本会議でカップ焼きそばソース法が全会一致で可決・成立しました。改正法は2035年1月1日より施行されます。 『おい、ニュース見たか?』 「見たよ粉ソース禁止なんだろ。これで粉ソースのカップ焼きそばなんていう邪悪な存在が消えるな」 『デカい声で!お前【Flying Fried noodlesモンスター教(※1)】の奴らに聞かれたらどうするんだ?』 「あいつらも内心は喜んでいるのさ、末端の信者なんてどこも大した信仰心はないよ。俺には分かる」 『適当な事言

          日記12(焼きそば)

          日記11

          2148年冬。 インドとパキスタンの局地的な核戦争により全世界は飢饉に陥り40億人が死に文明を終えた。進めど進めど建物の形を維持している物など無く瓦礫と闇が続き風が砂が吹き荒れ視界を遮る。何処を目指し歩くのか自分でも分からないが進むしかない。何時間歩いただろうか遠くに薄っすらと街の様な物が見える、が幻覚かもしれないと考える程に疲弊していた。 『誰かぁ……誰かいないか……』 自分でも出たか出ないか分からない声を振り絞り生存者を探す。街からは返事は無く静寂が続く事に苛立ちなが

          日記11