日記2

怪談新耳袋Gメン復活編を観ている途中だが日記を書こうと思い立つ位には退屈であり、このシリーズのファンとしては不安を通り越して(かけました)終わったんだと、怪談新耳袋殴り込みの葬式の準備を脳内で進めている次第であります。

やはり誰もが気付いていた事だと思うがこのシリーズはギンティ小林を失くしては成り立たない、殴り込み=ギンティ小林でありギンティ小林が出演してさえいればそれがゲーム実況だとしても新耳袋殴り込みになる、ミスター殴り込みだ。

みんなが大好きなカレーライスで例えるとカレールーがギンティ、その他山口や社長、田野辺が野菜や肉、心霊スポットが米だ。
今回の復活編は味付けも無くただ単に煮た野菜や肉を米の横に添えただけのイノシシを捕まえる罠に仕掛ける餌の様なものだ。
私は幸か不幸かイノシシではないので引っかからなかった。

では肝心のギンティ小林は何をしているのか、一体いつになったらスーサイドララバイを完成させるのか?

ホラー界の未来を担うのは間違いなく、町山の指示で当時のグレイシー柔術チャンピオンのヘレン・ボンモットと戦う羽目になり失神した様子を録画し映画館で上映されゲラゲラ笑われたり、町山の指示で全身火だるまになるスタントを行い『燃えてるから酸素が口に入ってこないんですよ!』と経験者以外頷けないコメントをしたり、奥崎謙三に伝授された血栓溶解法という謎の体操を心霊スポットのホテルで一人決行する男、ギンティ小林しかいないのだ。

ただ一つ思うのが猪木×馬場みたいに実現しない方が良かったと言えるものもあるのは確かで。

観れても観れなくてもいいよ、でも完成したら絶対観るよ、スーサイドララバイはそんな心構えで待つ方が良いのかもしれない。

彼はホラー界の冨樫義博なのだ。

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