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法務の技法 #11

【立法趣旨】
法律が設けられた本来の目的。
法律に隙間があるとき、
その隙間を埋める代替的なルールとして機能する。
法律以外のルールについても、
隙間を埋めるために活用できる。
また、立法趣旨から「対立する利害の把握」にもつながる。

【解説】
仕事に関係する法律が、また改正されるらしい。
けれど、一々条文を読んでいる余裕もない。
どうしよう。

そんなときは、改正の趣旨を理解します。
何のためのルールなのか、どのようなルールなのか。
条文では記憶に残らなくても、
このような立法趣旨ならば、記憶に残ります。
そして、こういう目的のルールがあったはずだ、
と検索のハッシュタグになるのです。

立法趣旨は、普通、所管官庁のHPに法案の要約として掲示されています。
要領よく情報を頭に入れましょう。

※ 法務の観点から、ビジネスのヒントをお話しします。
「法務の技法」「国際法務の技法」「法務の技法 OJT編」の中から、
毎回、1つのトピックの「超要約版」をご紹介します。
本日は、「法務の技法」(旧版)1-6の超要約版です。


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