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法務の技法 #21

【抽象化と具体化】
具体的な事実から抽象的なポイントを抽出するプロセスと、
抽象的な命題を具体化するプロセスの、
逆方向の思考活動を、意識的に行うこと。
新たな論点の発見につながるなど、抜けが減るとともに、
思考訓練のツールにもなる。

【解説】
煮詰まったとき、
自分の置かれた状況を客観化することがあります。
自分は世間の壁と思ってたけど、
世の中的に見れば、経験不足なのよね。
このような、一歩引いた見方が抽象化。
逆が具体化です。
コスト削減と言うけど、このプランで実際、何が削減できるんだ?

これを、煮詰まったときや上司に聞かれたときだけでなく、
意識的に使ってみましょう。
抜けがなく、しかもリアルな検討が可能になります。

※ 法務の観点から、ビジネスのヒントをお話しします。
「法務の技法」「国際法務の技法」「法務の技法 OJT編」の中から、
毎回、1つのトピックの「超要約版」をご紹介します。
本日は、「法務の技法(第2版)」1-10の超要約版です。



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