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法務の技法 #22

【ビジネス対応】
特にトラブル対応において、
いたずらに親切でも、卑屈でも、冷淡でも、傲慢でもない、
そんなニュートラルな対応をする、ということ。
無用な口実を与えず、無用な感情的反応を防ぎつつ、
会社の対応が適切であるという実績を積み重ねることで、
間合いを少しずつ詰める。

【解説】
怖い客やクレーマー、
ヤクザと対応することになりました。
逃げれるときには逃げれば良いでしょうが、
逃げる姿勢を見せたら危険な場合もあります。

そのときは、まず、恐れを見せません。
さらに、侮辱しません。
怒らせると、より危険になります。
そのどちらでもない対応です。

バランスが難しいですが、
一言で言えば、「ビジネス対応」です。
ビジネスとして接しられていれば、
プライドがくすぐられるのか、
おとなしくなる場合が多いです。
いやな上司や取引先とビジネス対応するのは慣れていますよね?
自分のなれた対応が一番安全なのです。
慣れた対応で冷静さを取り戻しましょう。

※ 法務の観点から、ビジネスのヒントをお話しします。
「法務の技法」「国際法務の技法」「法務の技法 OJT編」の中から、
毎回、1つのトピックの「超要約版」をご紹介します。
本日は、「法務の技法(第2版)」 5-6の超要約版です。



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