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法務の技法 #16

【弱みの自白から】
法務の使い方に慣れていない部門は、
法務に都合の良いことしか言わない。
それでは後で足元をすくわれるので、
部門担当者は、会社にとって気になる点や弱みから話をしてもらう。
弱みを認めない部門担当者を、
信頼してはいけない。

【解説】
「法務の技法」からの引用ですので、
法務の側から見ています。
ビジネスの側から見ると、
弱みを聞こうとせず、しかりつけるだけの法務です。
こんな法務では、
会社を守れるか心配、となりますね。

弁護士が、依頼者から聞いていない事実を知らされ、
うろたえることがあります。
携帯電話を河原に埋めた事実、
本当は自分がやった事実、
後でバレて大変です。
そこまでいかなくても、
大事なことを知らされないことは、ときどき起こります。

会社もそうです。
特に最近は隠し事へのマスコミの批判がとても厳しいですから、
大変なことになります。
弱点ほど、
先に上司と相談しましょう。

※ 法務の観点から、ビジネスのヒントをお話しします。
「法務の技法」「国際法務の技法」「法務の技法 OJT編」の中から、
毎回、1つのトピックの「超要約版」をご紹介します。
本日は、「法務の技法(第2版)」5-9の超要約版です。


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