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ADHDの為の教科書

どうもADHDを公言しておりますTK工房です

ADHDを公言しておりますと、結構な頻度でADHDでお悩みの当事者、もしくはその周りの人からの相談を受けることがあります

で、その度に一応、その相談の原因がADHDかを僕なりに分析し

更にその人(もしくはその周りの人)が悩んでいる日常業務での支障について聞いた上で

解決策を提示しておりました

で、この度「これって需要あるな」と思いましたので、noteにまとめることにしました

目次 

①ADHDとは?
②ADHDは最近増えている?
③ADHDだと仕事でどんなことが起こるのか?
④ADHD対策(ここから有料)
⑤ADHDの活かし方

①ADHDとは
それではまず、ADHDとは何ぞや?という人もいると思うので簡単に説明します。

ADHDとはAttention-deficit hyperactivity disorderの略で、日本語で言うと、注意欠陥・多動性障害となります。

要は、やたらと落ち着きがない奴、ケアレスミスが多い奴と言えます。
※ちなみに高確率で天才ですが、今回プラス面の説明は割愛します

子供の場合:
授業中にずっと座ってられない、忘れ物が異常に多い、団体行動の和をみだす、テストで名前を書き忘れるなどのケアレスミス、何かに夢中になると時間を忘れて延々とそれだけやってる

大人の場合:
貧乏ゆすりや目的のない動きが多い、落ち着きがない、誰に対してでも思ったことをすぐに口にする、仕事のケアレスミスが多い、忘れ物無くしものが多い、時間管理が苦手、優先順位立てて行動することが苦手

などが特徴として現れます。

あれ?自分当てはまってるかも?と思った方は「ADHDテスト」などで検索すると簡単なテストがたくさん出てくるので、試してみると良いです。

②ADHDは最近増えている? 

大人でもADHDは最近増えているという話がありますが、これは別に増えているのではなく、研究が進んだおかげで実はADHDに該当してた人がどんどん発覚しているだけの話です。
社会人生活において、「使えない人間」「仕事が全くできない人間」とされている人は高確率でADHDの可能性がありますので、心配な人は是非チェックしてみてください。

ADHDで大事なことは、まず自分がADHDであることを自覚することです。
これを理解しないままに、自分の気持ちの問題であると誤認し、頑張ろうとすると高確率で鬱病を発症するので危険です。

ちなみに僕も自分がガチのADHDだと気付いたのは3年前です。

自分で気付いてない人が多いのが特徴の一つでもあります。

③ADHDだと仕事でどんなことがおこるのか? 

・誤字脱字
誤字脱字が異常に多いです。毎日必ず一回は仕事の書類で誤字脱字、ケアレスミスを起こします。
しかも、「誤字脱字がないように見直したにも関わらず」です。

・妄想癖
急に脳内トリップを起こすので、高確率で会議の途中で話を聞かなくなります。で、いきなりコメントを振られて、焦ります。

これにも関連するのですが、頭の中で情報が溢れ出てくる時と、渇望している時の2パターンが行ったり来たりします。
前者の場合はひたすら自分の話ばかりをしてしまい、相手の話を全く聞けません。見た目には、頷いて聞いてる風に見えるのですが実は全然聞いてない。むしろ次に自分が話す内容を考えています。
で、後者の時はひたすら聞きに回り、相手を質問ぜめにします。異常な程に関心興味を示すので、相手側は時に引いてしまうかもしれません。

・注意散漫
何か仕事をしている時に話しかけられると、それまでしていたことを完全に忘れてしまい、思い出すのに時間がかかります。
しばしばそのまま忘れて、後で指摘されて思い出すこともあります。

・過集中
資料作りなど何か一つのことに集中すると、すっかり時間感覚を失い、会議をすっぽかすことが多々あります。指摘され、あ!もうこんな時間!ヤバイ!となるならまだ良い方。
え、今日って会議だっけ?となることすらあります。

・物忘れ
物忘れが激しいので、仕事での抜け漏れが非常に多く、よく怒られます。
一度教えて貰った事でも、また同じ質問を何度もするので、職場で嫌われます。「前も同じ事教えたんですけど?」と。
当然ですね(笑)
また忘れないようにメモをするようにしても、そもそもそのメモを行き当たりばったりに目に付いたものに書いたりするので、そのままメモを無くすことがよくあります。

更に悪いことには、興味が無いことは、どれだけ仕事上重要だとしても、全く頭に入ってきません。例えば重要書類などは何度読み込んでも一切頭に入ってきません。

・片付けられない
見た目にわかることとしては、物を片付けるのが苦手で、机の上がいつも汚い、もしくは机の上は綺麗でも引き出しの中身が全く整理されてないことが多いです。

どんな症状なのかがわかりやすく描かれている漫画もあるので、時間がある方はこちらもおススメです。ちなみに私はcase1のタイプ。
https://adhd.co.jp/sp/otona/shoujou/manga.html

ここまで読むと、普通の人なら「こんなんただの仕事できない馬鹿じゃないか」と思ったでしょうが、ADHDの人は首がもげるほど頷いたことでしょう。

④ADHD対策
さて、上記がADHDの症状なので、普通に考えてサラリーマン向いてませんが、そういうわけにもいきませんので、皆さん日々苦労して、中には鬱病になられた方や、その手前まで追い込まれている方もいるのではないでしょうか?
実はADHDは鬱病発症率が高いと言われてます。

それでは、そんなお困りの方々への具体的対策を伝授いたします
※重度の場合は専門医に相談し、薬を飲む事も検討ください。以下は薬に頼らない方法論を紹介します。 

まず、ADHDによるミスに関してですが、
一番やってはいけないこと

それは、「以後二度と起こらないように細心の注意を払うこと」です

は?と思ったでしょうが、これが一番大事なスタートラインなので繰り返します

「細心の注意を払うこと」

これは無駄なのでやってはいけません。

何故なら、それが出来ないのがADHDだからです。

中には、繰り返し練習することで多少マシになることもありますが、マシになったと思っていたのに、急にまた初めのレベルにまで落ちるのがADHDです。たまに出来る事もあるが、基本、出来るようになることはないと理解してください。

ではどうすれば、良いのか?

まずは、「自分は何が出来ないのかを正確に把握すること」から始めます。

ADHDと言ってもいくつかタイプがあり、出来ないこともそれぞれ違いますので、自分が出来ないことを正確に把握することが大事です。

で、自分に出来ないことを理解したところで、どうしたら良いの?

その答えとしては、自分の意思に関係なく、ミスが出ていたらそれ以上、仕事が進まない仕組み作りをしたり、忘れていたらリマインドしてくれる機能を使えば良いのです。

最近は文明の利器が発達していて非常に便利です。

以下は私自身が商社に転職し、毎日詰めに詰められて四苦八苦しながら見つけ出した5つの具体策を有料で紹介してます。

興味のある人はご購入ください。

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