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この世界に、「寛容」と「思いやり」が生まれるとき

よく、あの人の長所と短所は? という話を聞きます。
ですが、そうしたものはないと思います。

スローペースでも、着実に行動している人は、おなじタイプの人からは、高い評価をされるでしょう。ですが、スピーディーさが好きな人からは、「のろま」。悪くなると怠惰な人というレッテルが貼られるでしょう。

つまり、長所と短所は、人によって異なることがあるということでしょう。
それがつまりは「相性」というものだと思います。趣味趣向がちがい、考えも感性も異なる私たち。それを認め合えないからこそ、争いになってしまいます。

どんなに優れた人がプログラミングし、どんなに優れたOSであっても、バージョンアップ、データーの更新がなされています。人もまたそれに似て、バージョンアップと更新をしている存在だといえるでしょう。

この世界に完全無欠なものなどないのだと知ったとき、「寛容」や「思いやり」というものが生まれるのかもしれません。

生命とは、成長し続けているということ。
成長が止まったとき、それが天に召される時でしょう。

話は飛びますが、先日の「都市伝説」でいちばん心に刻まれたお話は、「誕生日」の「誕」は偽りとも読み、亡くなった日ほ「命日」と読むというお話です。

その意味は、この世は偽りの世界で、亡くなることでほんとうの世界にいくので命日というお話で、仏教の「般若心経」の内容かもしれないと思いました。

(了)


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